【wrwrd!】ぶりっこ系悪女…とでも思った？ (ページ32)

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終戦ページ32

「ぶりっこ系悪女…とでも思った？」

今までずっと

この日が来るんを待ってました

ポンと紗雪の頭に手を置く

「反省はしましたか？」

にこりと笑う
彼女は震えている

紗「うん、反省はしてる、から、許して、お願い、許して」

呼吸も荒い
目の焦点も合っていない

sha「もう許したれよ…全部が全部こいつが悪いわけちゃうんやろ？」

紗「シャオちゃん…」

この人がきたので立ち上がって少し離れる

「あなたって人は…」

優しすぎる
まだ許すと言うのですね

紗雪「本当にゴメンなさい、だから…許して」

そういって歩いて近寄ってくる紗雪はスカートから出したのか、多分私にしか見えないように持ってるモノがあった
ハサミ…やっぱりあなたは本当におかしいんですね

もうすぐ目の前にくる

zm「その手に持ってるもん離せ」

…と言うところで彼女の足は止められた
ゾムさんに腕を掴まれているのだ

紗「え？」

そう言って彼らの方へ振り返った紗雪の目は光を全く映していないので、生徒会たちは目を見開いたり、言葉に詰まっただろう

紗「私、何も持ってないよ？」

zm「嘘や、じゃあその握りしめとるハサミはなんやねん」

嫌な予感がする
このままでは…

私は要君と鼓君に4人を頼みますと小声で伝え、
携帯を取り出す

「あ、もしもし叔父様？…はい、はい、もうこちらに来られるのですね」

ci「叔父様？」

「ええ、私の叔父様です」

gr「こんな時に私情を挟むのは如何かと思うぞ」

「じゃあ簡単に言います、電話相手は理事長ですよ」

shp「こっちに来る…って…」

「あぁ、警察の方々と一緒にくる、と言うことですよ」

d「「「「「「？！？！？！？」」」」」」

zm「…これ離したらあかん？」

「風紀委員のメンバーが多分傷つけられるので離さないでください、一応男子2人に頼んではいますが、彼らに武術の心得はあまりないので」

zm「えぇ…」

しばらくしてドアが開いた
廊下からは、様々な声が聞こえてくる

叔「Aちゃん、大丈夫か」

「ええ、なんとか」

警「紗雪、と言う方はどこですか」

zm「ここやぁ…」

警「これは…感謝いたします」

ゾムさんから紗雪を受け取り、紗雪はハサミを取り上げられた
手錠をつけられ、呆気なく連れて行かれた

ふう…やっと終戦ですね