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gr「トントン、胸を張って前を向いて歩け。
母上や姉さんにアイツら、何よりこの俺が認めたお前自身の事を誇れ。」
tn「グルッペン……」
グルッペンはいつものヤンチャ顔でニヤリと笑い、
周りの奴等を馬鹿にしたように笑って、
低く響くバリトンボイスで叫ぶ。
gr「縁起？そんな下らん迷信めいたことをいつまでたっても信じているからお前達は馬鹿なんやゾ！」
tn「なっ、お前反感買うで！」
gr「構わん！
おい、この俺グルッペン・フューラーとシュヴァイン・トントンに文句がある奴は出てこい！相手をしてやる！」
ぽかんと口を開けていた人々が一斉に目をそらす。
目立ちたくないからか、それともグルッペンの気迫に押されたからかはわからない。
けれど、その瞬間はとても清々しかった。
鷹の如く鋭き眼と金獅子の髪が太陽の光を受けて力強く輝き、風がその光をより強くするかのようにふく。
gr「ついてこいトントン、どうやらコイツらは真っ向から俺達に喧嘩を売る度胸もないらしい。」
齢13にしてこれ程の風格、品格、気迫を持った男がこの世に居たのかと武者震いする。
この男と同じ色の瞳を持ち、
この男の髪を引き立てられる色の髪を持ったことを誇りに思う。
tn「あぁ、何処までもついていくわ。」
嫌われ者として街を歩くのは、とても楽しかった。
なんや、カッコええやろ？
俺らは今、世界で一番輝いてるかもしれへん嫌われ者なんやで。
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タマゴノカラ(プロフ) - しおりんさん» 食べ物の部分は何気に力をいれているところなので、美味しそうと言ってもらえて嬉しいです(^ー^) (2020年8月15日 13時) (
レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - 美味しそう(￣¬￣)…オムレツに…サラダに…チキンハーブパイ､！ (2020年8月15日 3時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - キリカさん» 今晩は。私なんかの作品が貴方様の目に留まったことをとても嬉しく思います、喜んでいただけたようで何よりです。此方こそ、よろしくおねがい致します！m(_ _)m (2020年8月12日 22時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
キリカ(プロフ) - 夜分に失礼します。この小説が目に止まり、読ませて頂きました。ほんわかして、とっても心温まります。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年8月12日 20時) (レス) id: be4d52850d (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - 紫【ゆかり】さん» ご報告ありがとうございます、直ちに直させて頂きます！ (2020年6月17日 19時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷﾘﾄﾘｾﾝ | 作成日時：2020年5月15日 19時
