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sha「まぁそれで俺のひい祖母さんが泣き女になったわけなんやけど……ひい祖母さんな、その時お腹に俺のおばあちゃんがおってん。
人間だった頃に俺のひい祖父さんとつくった子供やってんな。
本来ならば人間として産まれてくる筈やったんやけれど………母体がいきなり人間じゃなくなったんやから、まぁお腹の子供にも何らかの影響はあったんやろな。
…俺のおばあちゃんは産まれた頃から人間やなかった。」
『前例はないが…それはつまり呪いの継承と言うことか？
お前の先祖からお前へと泣き女の呪いが継承された…だからお前は男にして泣き女になったと？』
前例がない…それ即ち書物にも記されて居ないということだ。
この私ですら、永年生きてきてこのような事例は初めて目にする。
泣き女の呪いにかけられた者が居たと言う事例はある。
だがその子孫までもが、ましてや男が泣き女になるなんて…。
「…なぁご主人、この坊主が泣き女だってことはわかったんだが…普段なら俺みたいな宗教徒じゃない大人には見えないはずじゃ？」
椅子に気だるげに腰を掛けていたシェフが煙草片手に尋ねる。
おそらく、私の怒濤の質問攻めに戸惑うシャオロンを気にかけての事だろう、シェフは子供好きだから。
『宗教徒じゃなくとも魔力があれば見えるだろう。
私が近くに居れば尚のことだ、強い魔力は周囲へ影響するからな。』
「ほぉん…。
なぁ坊主、お前よりによってなんでこんなとこ来ちまったんだ。
うちのご主人、怒るとおっかねぇのに。」
『…聞こえてるぞ。』
「ほらおっかねぇ。」
ケタケタと楽しそうにシェフは笑う。
おっかない顔は生まれつきだ。
放っておけ、たわけ。
…だが、シャオロンは私の態度にか顔にかはわからないが確かに怯え、萎縮している。
ここは１つ、シェフに任せるのもありかもしれない。
私の家族に危害を加えたことを許したわけではないが…コイツもコイツなりに何かの事情がありそうだった。
聞き出すにはシェフが適任だろうと思ったのだ。
『はぁ…。さぁ、おっかない悪魔は一先ず席を外そう。
シェフ、私は子供は得意じゃないんだ。
後は頼んだよ。』
「あいよ〜。」
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タマゴノカラ(プロフ) - しおりんさん» 食べ物の部分は何気に力をいれているところなので、美味しそうと言ってもらえて嬉しいです(^ー^) (2020年8月15日 13時) (
レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - 美味しそう(￣¬￣)…オムレツに…サラダに…チキンハーブパイ､！ (2020年8月15日 3時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - キリカさん» 今晩は。私なんかの作品が貴方様の目に留まったことをとても嬉しく思います、喜んでいただけたようで何よりです。此方こそ、よろしくおねがい致します！m(_ _)m (2020年8月12日 22時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
キリカ(プロフ) - 夜分に失礼します。この小説が目に止まり、読ませて頂きました。ほんわかして、とっても心温まります。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年8月12日 20時) (レス) id: be4d52850d (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - 紫【ゆかり】さん» ご報告ありがとうございます、直ちに直させて頂きます！ (2020年6月17日 19時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷﾘﾄﾘｾﾝ | 作成日時：2020年5月15日 19時
