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そして月日が流れ少年が目を覚ますと、何故か見知らぬ家の暖炉の中にいた。
なんで暖炉やねんってツッコミは勘弁してな。
火は着いておらず、綺麗にされていた為今は冬ではないのだと言うことだけわかった。
その部屋には一人の男がいた。
それは「悪魔」という種族の生き物だった。
男には少年の姿が視えていないようだった。
長い間暖炉の側に立って、その男を眺めた。
忙しなく動き回るその男は、端正な顔立ちをずっと歪めていた。
少年はただただそれを眺めた。
そして数年立ってから、その家に女が来た。
美しい髪の若い女だった。
それはよく働き、よく囀ずる女だった。
少年は何を思ったか、その女の真似事を始めた。
その女がするように部屋を片付け、たまに菓子を作った。
そうする度にその屋敷の人々が首をかしげるのが少し面白かった。
その女もまた少年の姿が視えなかったが、少年はいつしかその女の身の回りの世話をすることが楽しくなっていた。
rb「あ、またこんなところに櫛出しっぱなしにして。」
rb「全く…ちゃんとぽんぽんないないして寝ぇへんとぽんぽん痛なるで！」
rb「多分大事な写真やろこれ、ちゃんと引き出しに閉まっとかなアカンでほんま…」
暫くしてからその家に子供が産まれた。
元気な女の子だった。
それは産まれたときから少年のことが視えていた。
自分を見てきゃっきゃと喜ぶその赤ん坊が、少年の無い筈の心を揺さぶった。
少年はそれの成長を見守ることにした。
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タマゴノカラ(プロフ) - しおりんさん» 食べ物の部分は何気に力をいれているところなので、美味しそうと言ってもらえて嬉しいです(^ー^) (2020年8月15日 13時) (
レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
しおりん(プロフ) - 美味しそう(￣¬￣)…オムレツに…サラダに…チキンハーブパイ､！ (2020年8月15日 3時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - キリカさん» 今晩は。私なんかの作品が貴方様の目に留まったことをとても嬉しく思います、喜んでいただけたようで何よりです。此方こそ、よろしくおねがい致します！m(_ _)m (2020年8月12日 22時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
キリカ(プロフ) - 夜分に失礼します。この小説が目に止まり、読ませて頂きました。ほんわかして、とっても心温まります。今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年8月12日 20時) (レス) id: be4d52850d (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - 紫【ゆかり】さん» ご報告ありがとうございます、直ちに直させて頂きます！ (2020年6月17日 19時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷﾘﾄﾘｾﾝ | 作成日時：2020年5月15日 19時
