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ut「できとーよ、お姉さんの優しさ充分伝わったわ。
お姉さんは人を癒す言葉をかけられる人や。
お姉さんの言葉には優しさがしっかりつまっとる。
俺思うんやけどな？
お姉さんが「優しさを宿せない」って思っとんのはきっと、言葉で渡すことが出来へんほどの優しさを持っとるからや。
お姉さんは誰よりも優しいんよ。
お姉さんより優しい人はきっとこの世におらんわ！
やからな？お姉さんが持っとる優しさを全て伝えられるような言葉はまだこの世界にないと思うんやわ。
やって今までこの世界はこんなに優しい人を産み出してこんかったから。」
お姉さんがしてくれたように、沢山の優しさを精一杯に言葉に詰める。
自分でも上手くまとまった文が作れんくて混乱した。
けど、お姉さんの優しさが俺に伝わったように、俺の気持ちもお姉さんに伝わると信じたかった
『ふふ…優しい悪魔なんて滑稽だろう？』
ut「俺はええと思うで。」
お姉さんは大人っぽいように見えたり幼く見えたり、気丈に見えたり感傷的に見えたり、
色んな顔を持つ悪魔やった。
やけど、「少しばかり長くなってしまったね」と言って俺を寝室まで抱き抱えて運んでくれたその表情は紛うことなき聖母やった。
結局この後、皆で枕投げをして疲れ果てて眠りについた。
狭い部屋の中で敷き詰めるように置かれたベッドは、足が入るほどの隙間もなかった。
そのおかげで、俺達はどれが誰のベッドだとか気にせずに雑魚寝状態で眠る事が出来た。
tn「皆寝てもうたか」
kr「そうだね、電気消すよぉ。」
眠すぎるせいで瞼を開けてお休みを言う気力も無かったけれど、瞼を開ければすぐにコイツらがいる……それが何よりも嬉しかった。
遠のく意識の中、そう言えば暖炉の上のクリーム…いつの間にか無くなってたなぁなんて思いながら俺は夢の世界へと落ちていった。
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タマゴノカラ(プロフ) - LINEぺけさん» いえいえいえ、こんなダメダメ作者の作品を見てくださる貴方様こそが神様です！！ (2020年8月25日 17時) (
レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
LINEぺけ - 神ー！！！やば、神ですね。神すぎて辛いほど神ですね？！！！？？！ (2020年8月25日 0時) (レス) id: 45eedb7288 (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - なまえさん» お待たせいたしました、更新しました！楽しんでもらえて何よりです！ (2020年4月2日 8時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
なまえ - 更新待ってます!!!!!めちゃくちゃ面白かったです!!・ω・ (2020年3月31日 21時) (レス) id: 9acd939800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷﾘﾄﾘｾﾝ | 作成日時：2020年2月4日 21時
