【ポケモンSV】パルデア地方を片割れと (ページ6)

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【五話】ページ6

？？？「やっぱりそうなんだ！向こうのお家のご近所さん！」

質問の返答に驚いたようなそれでいて嬉しそうな表情をして女の子は元気にそう言う

？？？「どんな子が引っ越してきたか、すっごく気になってたんだ。わたしはネモ！普段は学校の寮にいるけどご近所同士なかよくしよっ！」

アイナ「いいよ、よろしくネモ」

アイラ「よろしくな、ネモ」

ネモ「二人とも気持ちのいい返事！これからよろしくねー！」

二人がコクリと頷きながら返事を返すと、ネモはまた嬉しそうに笑いながら喜ぶ

クラベル「ネモさんは我が校の生徒会長でチャンピオンランクのすごうでトレーナーなんですよ」

ネモ「ポケモン勝負大好き！さっ、はやく戦ろう！」

アイナ「すごいグイグイくるね、ネモ」

紹介された段階ならまだ好印象だったかもしれないがその直後のネモの発言でアイナは若干引いている

クラベル「同じクラスの仲間同士ゆっくりと！……交流を深めてくださいね」

ネモ「えー！同級生なんだ！？ポケモン勝負やり放題！」

クラベル「同級生は同級生でもアイナさんの方はオレンジクラスですからね、グレープクラスなのはアイラさんです」

どうやらアイナとアイラの制服が、同じ形なのに色違いな理由はクラスが違うかららしい。現に同じクラスだと言われたアイラとネモは同じ色の制服だ

アイナ「へぇ、面白いねフルーツアカデミーって」

アイラ「だな、違うクラスなのは少し悲しいけど」

そんな二人の会話が終わったのを確認したクラベルは二人に気になっていた事を問い掛ける

クラベル「ところでお二人とも、その腕の中に居るのは……？」

ネモ「わぁカルボウだー！可愛い！」

アイナ「ふーん、アンタらカルボウって言うんだ？」

アイラ「実はさっき、ここに来る途中で遭遇して……」

つい先程あった話をクラベルとネモに説明する。その間も、カルボウと呼ばれたポケモンは二人の腕の中で大人しくしている

クラベル「なるほど……そうですね、かなりお二人に懐いている様子ですし、お互いがよければ最初のパートナーになると言うのはどうでしょう？」

アイラ「コイツ……カルボウたちを？」

ネモ「それステキ！良いんじゃないかな！？」

アイナ「……どうするカルボウ、私らのパートナーになる？」