【ポケモンSV】パルデア地方を片割れと (ページ43)

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【四十二話】ページ43

アイナ「うわぁ……景色スゴいね」

アイラ「えーっと……ここは南2番エリアらしいな」

草や木が生い茂るテーブルシティの外の景色にここまでガラッと変わるのかと感嘆の声をあげるアイナ。その隣でアイラはスマホロトムを取り出しマップを確認する

アイナ「近くにポケモンセンターあるじゃん」

アイラ「だな、まずはここ目指すぞ」

アイナ「草のない部分あるしそこに沿っていけばすぐつくね」

少し曲がりくねった道だが、まっすぐでも面白味が無いだろうとポジティブに考え奥に見えるポケモンセンターまで向かう事に

アイラ「おっ、ヒマナッツ……と何だコイツ？」

アイナ「んとね、その子らミニーブだって」

アイラ「ほぉ〜カワイイしおもしろい鳴き声してんな」

よちよちと二人の元へ歩み寄って来たミニーブを優しく抱き上げ眺めるアイラ。パタパタと足を動かして降りたがったのですぐに降ろしまた歩き出す

アイナ「あ、メリープもいる」

アイラ「もふもふ、カワイイ」

アイナ「カタコトになっちゃうほどなワケ？」

各々が好きなように過ごしているメリープの群れを見て、合掌しカタコトになりながら愛でるアイラにアイナは苦笑う

アイナ「ポケモンセンターついたね」

アイラ「ネモの言ってたセルクルタウンはあそこか」

アイナ「うーん……よし、ショートカットしよ」

道に沿って進むのが面倒臭くなったのか、アイナはコライドンをボールから出してライドする。アイラも苦笑しながら同じくミライドンをボールから出してライド、オリーブ畑を荒らさない場所を進みセルクルタウンへ到着した

─セルクルタウン─

アイナ「ありがとコライドン、後で一緒にサンドイッチ食べよ」

アイラ「ミライドンもありがとな、ジム終わったら祝いでうまいサンドイッチ食おうぜ」

各々コライドン、ミライドンをボールに戻して他の建物と比べて解りやすい白い建物のジムへ向かう

アイラ「これがジムか……よし、行こうか」

アイナ「うん、お邪魔しまーす」

自動ドアを潜り抜けてジム内に入ると受付カウンター前にネモが居た。どうやら二人が来るのを待っていたようだ

ネモ「あ！アイナ！アイラ！ジムに来たってことは……ジムバッジを集めてポケモンリーグに挑戦するんだね！？」