【ポケモンSV】パルデア地方を片割れと (ページ42)

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【四十一話】ページ42

ネモ「おー！変形した！やっぱりモトトカゲっぽい……！」

アイナ「チラッとそれっぽいの見たけどたしかに」

アカデミーから出てすぐの扉付近でモトトカゲに乗って出発したトレーナーが居たなと思い出しながら賛同する

ネモ「コライドンとミライドンと一緒ならどこにだって行けそうだね！」

ペパー「フン……どうだかな」

アイラ「スゲェコライドンとミライドン敵視するじゃん」

ペパー「色々あんだよ」

色々あるとは言っているが肝心なその理由は教えてくれる訳ではないようだ。まぁすぐに知らなきゃいけない事でも無いので今は無理に聞かないでおく事にする

ペパー「ああ、そうだ二人とも、ヌシポケモン探すなら東門から出るといいぜ！」

ネモ「二人はジムに行くから西門から出発がオススメだよ！東側は迷いやすいし！」

ペパー「フンッ！おい二人とも、先行ってっぞ！さっさと追いついてこいよな！」

ネモ「わたしもジム行こっ！またね！二人とも！」

そう言って二人は各々自分達が目指すモノがある方へと向かって行った。その場に残された双子は、どこから行こうか迷っているようだ

アイナ「うーん……アイラ、どれ行く？」

アイラ「かなり迷うが……ジムで良いんじゃないか？」

アイナ「あーたしかにヒイロたちのタイプ的にはアリ」

アイラ「だろ？ってコトで西門行くか」

先程ジムに挑むなら西門から出ると良い、とネモが言っていた為それに従い西門まで歩いていく二人。二人で扉を押して開こうと近寄ると突然アイラのスマホロトムが鳴った

ネモ「あ、もしもし！わたし、ネモネモ！これからはスマホでおたがいの近況知らせあおうよ！」

アイラ「嗚呼、基本的に僕ら二人で行動するからな。どっちかにかけるだけで二人ともの近況知れるぞ」

ネモ「相変わらず双子してるねえ〜？あ、二人は学校の西側から旅立つことにしたんだね！そっちだったらセルクルタウンが近いよ！むしタイプのジムあるからジムリーダーに挑めるね！」

何故今二人が向かってる方角が解るのか謎だが、そこには突っ込まない方が良いだろう

アイナ「そうそう、タイプ的に有利だから先に行こうかなって」

ネモ「二人ならきっと勝てる！がんばって！また連絡するー！」

そう言ってネモとの通話が終わった。さぁ今度こそ門を開け町の外へ出るぞと二人は意気込んで扉を押す