【ポケモンSV】パルデア地方を片割れと (ページ41)

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【四十話】ページ41

二人の名前は一応通話中には呼ばれておらず何故知っているのか驚きで四人は目を丸くする

カシオペア「アイナ、アイラ……あなたたちの活躍を楽しみにしているよ」

その言葉を最後にカシオペアとの通話は切れた。今は特に用事もない為二人共スマホロトムを仕舞う

ペパー「なんだったんだよ……」

ネモ「二人とも……友達多いのはいいけど、危ないことに深入りしすぎないでね」

アイラ「嗚呼、もちろんだ」

アイナ「わかってるよ、ネモ」

心配そうに眉を下げて言うネモに身の安全が大事な事ぐらい解っていると笑って答える二人。その返答にネモは安心したのか笑顔を浮かべる

ネモ「さあて、気をとりなおして！冒険の始まりをしよーっ！わたしは出会ったポケモントレーナーと、かたっぱしから勝負していく！最強を追い求めてけば、その経験が自分だけの宝になるはず！とりあえずもう一度ジム行って、新しいポケモン鍛えよっかな！ジムの建物の写真送っとくね！」

アイラ「ありがとな、助かる」

ネモ「いろいろ口出しちゃったけど決めるのは二人だから！行きたいところに行ってやりたいことやっちゃえ！」

結局の所自分だけの宝を探すならそれが一番なのだろうと背中を押すネモ。それに対しペパーは少し考えた素振りをして口を開く

ペパー「自分だけの宝……ねえ、オレの場合はマ……秘伝スパイスに決まってる！スパイスみつけたら、うーんとうまいサンドイッチ！作って食わせてやるからな！」

アイナ「へぇ、いいじゃんいいじゃん」

コライドン・ミライドン「「アギャス！」」

ペパー「げっ、なんで出てくんだよ！」

いきなりボールから出てきたコライドンとミライドン。どうやらサンドイッチと言う単語に反応して出てきたようだ

ペパー「オマエらにはやらねー……」

不機嫌な様子で二匹にサンドイッチを食べさせるのを嫌がっているが、当の二匹は全く気にしていない。それどころか乗せてやるから早く行くぞとばかりに双子に顔をグイグイと押し付ける

アイナ「なるほど、これがライドってコトか」

アイラ「そういうコトなら乗せてもらおうか」

二人が乗りやすいように屈みしっかり跨ったのを確認した二匹はライドフォルムへと変化する

コライドン「アンギャー！」

ミライドン「アギャース！」