【三十七話】 ページ38
そして二人がフルーツアカデミーに入学して何日かが経ち、とうとう冒険の始まる日がやって来た
アイラ「おはようアイナ」
アイナ「おはよ、アイラ」
いつもより少し早めに起きた二人は、気合いを入れて朝の準備に取り掛かる。朝食もササッと済ませもう出れるとなった所で校内アナウンスが入る。今日から課外授業、宝探しの説明をするので生徒はグラウンドに集まるようにとの事だった
アイナ「さ、行こっか」
アイラ「だな」
ネモ「つ、い、に、来、たー!」
アイナ・アイラ「「うわっ……!?」」
アナウンスが終了すると同時に部屋から出ようとするとノックも無しにネモがやって来てそう叫んだ
ネモ「課外授業楽しみすぎるー!はやくグラウンド行こっ!」
─グラウンド─
三人が到着すると既に沢山の生徒がグラウンドに集まっていて、教職員何名かもその場に居る。全生徒が集まったのを確認したのかクラベルが中央辺りの台に立ち宝探しについての説明を始める
クラベル「皆さん集まりましたかね、それではこれから課外授業の説明をおこないます。課題のテーマは『宝探し』!皆さんには世界を旅して、自分だけの宝物を探していただきます。これまで皆さんは学校の中で多くの知識を学んできたと思います。しかしこれからは学校の外にも目を向け、見聞を深めていただきたい」
とても端的に短く掻い摘んでまとめると
・パルデアの豊かな自然や文化、様々なポケモンや人々に
触れて欲しい。そして先に述べた通り見聞を深め、自分
だけの宝物を見つける事
を目標とした催しとの事だそう。それを聞き二人はチラリと顔を見合わせ楽しみで仕方が無いと言った気持ちを表情に滲ませる
クラベル「課外授業を通して大きく成長したあなたたちに、再びご挨拶できるのを楽しみにしておりますよ」
最後にそう締め括ったクラベルは先程までより少し声を張り上げ生徒達を送り出す挨拶を述べる
クラベル「それでは、宝探し開始!……いってらっしゃい!」
他の生徒達に続いて同じようにアカデミーから出発しようと外へ出る二人。はしゃいで我先にと走り出す生徒達に後から出てきたクラベルがパルデアの大穴へは行かないよう忠告する
ネモ「アイナ、アイラ!行くよー!」
アイナ「よし、行こっかアイラ」
アイラ「嗚呼、行こう」
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シーデラ - 面白そうマジで (1月7日 20時) (レス) @page1 id: 3b5b4da294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:矮奈@掛け持ち常習犯 | 作成日時:2024年1月7日 1時