【ポケモンSV】パルデア地方を片割れと (ページ36)

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【三十五話】ページ36

何故会った事もない自分達を呼び付けたのかより分からなくなり素直に問い掛ける

オーリム「……単刀直入に話そう」

フトゥー「学籍番号８０５Ｃ３９３Ｏアイナ、８０５Ｃ３９４Ｇアイラ……キミたちはそれぞれコライドン、ミライドンという不思議なポケモンをつれているな？」

アイナ・アイラ「「はい、つれてます」」

オーリム「正直な情報の提供、大変感謝する」

博士相手に特に隠す理由も無いだろう、と素直に首を縦に振った二人に二人は微笑む

フトゥー「いやなに……責めるつもりはない、ただ協力してほしいのだ」

アイラ「僕らが……協力？」

アイナ「何をすればいいワケ？」

一体どんな無理難題を吹っ掛けられるのだろうとかなり警戒した様子で問い掛けると各々のボールからコライドンとミライドンが勝手に出てきた

ミライドン「ギャスア」

コライドン「アギャア」

オーリム「やぁ2匹とも、ひさしぶり」

フトゥー「元気そうでなによりだ」

画面の向こうからとは言え見知ったらしい顔の二人からそう言われ嬉しそうに同時に鳴いた二匹

フトゥー「じつはコライドン、ミライドンはボクたちがポケモンでね」

オーリム「ペパーという青年から受けとったであろうボールも、もともとはワタシたちのものなんだ」

フトゥー「しかし今ボクたちはそのポケモンを管理できない状況にいてね、二人には引き続き2匹をかわいがってほしい」

想像していた無理難題や、それよりも難しい事でもなく、普通のポケモンと同じように可愛がれば良いとの事で安堵する双子

アイナ・アイラ「「はい、わかりました」」

オーリム「そう言ってもらえると助かるよ。コライドンもミライドンも今弱っており戦闘能力を失っている、移動に特化したライドフォルムにはなれそうだが持っていた能力を完全にとり戻すには時間を必要とするだろう」

フトゥー「ボクたちの連絡先をスマホに登録しよう、スマホロトムを出してくれたまえ」

二匹の世話を承諾して貰えたから、と定期連絡の為にオーリムはアイナのスマホに、フトゥーはアイラのスマホに各々連絡先を登録させる

フトゥー「今後はそれぞれがそれぞれに状況確認のため定期的に連絡させてもらうよ」

アイナ「はい」

アイラ「わかりました」

オーリム・フトゥー「「それでは達者で」」