【ポケモンSV】パルデア地方を片割れと (ページ24)

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【二十三話】ページ24

ネモ「追いついたー！やっと着いたねー！」

少しの間しか休憩出来てないだろうにかなり元気な様子のネモは早速とばかりにテーブルシティに後ろついて説明を始める

ネモ「ここがテーブルシティ、パルデア地方最大の都市！昔から交易が盛んで新しい技術や知識を求めてたくさんの人たちがやってくるの」

アイラ「ほぉ〜」

ネモ「髪型をいじれる美容室やお惣菜がおいしいお店もあるよ！二人は何が気になる？」

各々の施設がある場所の方角を指差しながら説明したネモは隣に並ぶ二人に気になるモノがあるか問い掛ける

アイナ「私は美容室かな」

アイラ「同じく僕も」

ネモ「わぁ、オシャレさんだね！それともポケモン勝負で邪魔にならない髪型に！？」

アイナ「それはネモだけじゃないの」

問い掛けに返答すると、相変わらずブレない様子のネモに呆れる事となった二人。それに気付かない呆れられた本人は、先程約束したテラスタルを使えるようにする為の手続きを代わりにするからと一足先にアカデミーへ走っていった

アイナ「ブティックにレストランに……」

アイラ「色々売ってるデリバードポーチ……」

アイナ「どこから行く？」

アイラ「一通り見るだけにして学校向かおう」

アイナ「ん、そうしよっか」

─数十分後─

一通りブティックやレストランのなどを見て回った二人は、アカデミーに続く長い階段を登る。階段はどうやら二段に分かれているようで一番目を登り終えた所にイーブイ型のバッグを背負ったメガネの女の子が変な輩に絡まれていた

したっぱＡ「キミもスター団に入ればお星さまのようにかがやけるのよ！？」

したっぱＢ「本当なんなのキミさ？仲間とまぶしい青春送りたくないの！？」

？？？「…………別に」

したっぱＡ「こちとら勧誘ノルマあるんだからさっさとスター団に入りなさいよ！」

どうやら良く分からない謎の集団の人が無理な勧誘を行っているようで、メガネの女の子は困っている様子だ

アイナ「はいはーい」

アイラ「前方失礼するぞ」

したっぱＢ「ん？スター団に何か用！？」

メガネの女の子と、スター団と名乗る人物二人の間に割って入り向き直る二人。突然割り込んで来た事でしたっぱＢは驚いている様子だ

したっぱＢ「入団希望なら後でね！今お話し中なのでね！」