【十七話】 ページ18
ネモ「コライドン、ミライドンってこの子たちの名前?なんで知ってんの?そもそも、どっちがどっち?」
そう、ペパーは会話の中で至極同然のようにサラッと二匹の謎のポケモン達の名前を言った。ネモにとっては知らないポケモン、疑問に思うのも当然だろう
コライドン「アギャギャス!」
ミライドン「ギャスギャ!」
ペパー「研究所には入れねえよ、鍵かけたからな」
灯台下のペパーが先程まで立っていた扉を見ながら鳴き声をあげ何かを訴えているが、冷たくあしらわれた。そしてどこからどう見てもソックリな双子二人に再び向き直る
ペパー「オマエら、見かけない顔だけどその制服は……うちの学校の生徒かよ」
アイナ「今気づいたワケ?」
ペパー「悪いかよ」
アイナ「誰も悪いなんて言ってないんだケド」
お互い睨み付け合い一触即発状態だが、ペパーは腕を組み何かを思い付いたのかある提案を持ち掛ける
ペパー「コライドンもミライドンも普通のトレーナーがあつかえるポケモンじゃねえ。2匹の世話がつとまるか、オレが試す」
アイナ「え、メンドくさ、いいよ別に」
ペパー「オレが試してえんだ、良いからやるぞ」
心底嫌だと言いたげな表情をしながら断ったアイナだったが少し強引にバトルをする事になってしまった
アイナ「どうするアイラ」
アイラ「初トレーナー戦すれば?」
アイナ「えぇ……メンドーなんだケド……」
そう言いつつ、ボールを構えて戦闘準備に入ったアイナ。アイラとネモ、コライドンとミライドンは各々脇に避け観戦に回る
ペパー「モヤモヤ気分……晴らさせてもらうぜ!」
アイナ「ゼンリョクでやるよ、ヒイロ」
ヒイロ「ぼうぼーう!」
お互いボールの投げアイナはカルボウのヒイロ、ペパーはホシガリスを繰り出しバトルが始まった
ペパー「ヤなヤツのこと思い出しちまった……その落とし前、つけてもらうぜ!」
アイナ「私らのせいにすんなっての……ヒイロ、ひのこ!」
ペパー「ホシガリス、かみつく!」
お互い一撃ずつダメージを与えていく。しかし
アイナ「これで終わり、ひのこ!」
ヒイロ「ぼうっ!」
残り体力も僅かであろうホシガリスにヒイロの放った"ひのこ"が命中。勝負ありだ
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シーデラ - 面白そうマジで (1月7日 20時) (レス) @page1 id: 3b5b4da294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:矮奈@掛け持ち常習犯 | 作成日時:2024年1月7日 1時