【ポケモンSV】パルデア地方を片割れと (ページ2)

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【一話】ページ2

※この作品では一部公式設定を変更しております

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私立フルーツアカデミー

ひとりひとりの個性を大切に

未来を切り開く

さあきみも

ポケットモンスターの世界へ！

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NOside

沢山の自然と豊かな土地が広がるここ、パルデア地方。ここには数多くの”ポケモン”と呼ばれる生き物が人間と共存している

アイナ「アイラ、制服似合うじゃん」

アイラ「アイナこそ、似合ってるな」

アイナ「確か今日からで合ってたよね？」

アイラ「その筈、母さんもそう言ってた」

この二人はアイナとアイラ。双子であるが故に、見た目も性格もかなりそっくりだ。そして何より二人はこの物語の主人公である

ホシガリス「むちゃあ！」

アイラ「おはようホシガリス、母さんはキッチン？」

ホシガリス「むちゃあり〜！」

アイナ「そうらしいよ、行こうか」

自室である二階からリビング・キッチンのある一階へ降りていく二人は出迎えてくれたホシガリスと共に母親の居るキッチンへ

アイナ・アイラ「「母さん、おはよう」」

母「おはようアイナ、アイラ」

洗い物をしていたのか顔だけを振り向かせ挨拶を返す二人の母。一度手を止めしっかりと二人に向き直る

母「あら！もう制服着てるんだ！」

アイラ「うん、どうかな？」

母「良く似合ってるわ！そうね、今日から新しい学校だもんね。母さんもとっても楽しみ！」

ワクワクとした様子が表情に滲み出ている二人を微笑ましそうに見て母はそう言う

母「準備し終わってるみたいだけど、いってきますにはちょっと気がはやいみたい」

アイナ「え、そうなの」

母「ええそうよ、学校から連絡があって『もう少し家で待っててください』……だって！入学に必要な大切なものがまだ届いてなかったらしいの」

アイラ「大切なもの？」

アイナ「もう少しってどれぐらい？」

二人の質問に母が答えようとした瞬間に、タイミング良く自宅のチャイムが鳴った。三人は同時に玄関の方を見る

母「あら！ちょうど来たんじゃない？二人共！出てちょうだい」

アイナ・アイラ「「うん」」

【二話】→←【双子のトレーナープロフィール】