45 あの娘シークレット1 ページ45
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※Eveさんの『あの娘シークレット』の曲や歌詞を知ってからだとより楽しめると思います
Aの好きな人。知ってるよ。ボカロPの先輩で、眩しいくらいの輝きを放つ。誰もがその人が紡ぐ音楽に魅了されるんだ。
あのね、Aがその人について話してくれた時、僕は凄く胸が締め付けられて、好きだって気づいたよ。
だから、あの曲が投稿された時にAの事が気になって気になって仕方なくて。
「…A、快晴、聴いてないでしょ?」
『……いぶくんは なんで気づくの?』
─だってAの事、ずっと見てるから。
「さて、なんででしょーか」
『もういいの、忘れるから!』
『忘れて、私のやりたいことやるって決めたの』
『そーだ、今作りたい曲があって─』
「A」
あぁ、なんて可哀想な子なんだろう。あんなに素敵な曲を。君のために作られた曲を。聴かずに生きていこうとするなんて。
『……なに?』
「曲ってさ、作るの大変だよねー」
『まぁ、そうだね』
「完成したって思って聴きなおして、あー、もっとこうした方が盛り上がるよなぁとか」
「あぁ、どうしたら、この曲にのせた想いが届くのかなぁとか」
『……』
「僕はね、A。Orangestarさんのあの曲は、Aのためのものだと思うよ。紛れもないAだけの為のもの」
「Aには聴く義務があるんじゃないの?」
「好きな人からの曲なんだからさ」
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油性ペン(プロフ) - ホースさん» カナリアの方が落ち着いたら続編もチラホラ書いていこうと思います!プロットも何もつくらず思いつきで書き始めた作品だったので不安でしたが、そう言って頂けて安心しました。ありがとうございます! (2019年11月10日 22時) (レス) id: f15e63082a (このIDを非表示/違反報告)
ホース - この作品大好きです!見つけてから、何度も読んでます!続編楽しみにしてます!主さんが出来ればでいいので! (2019年11月10日 20時) (レス) id: 4e9296fb4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:油性ペン x他1人 | 作成日時:2018年8月18日 11時