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36 キヨ ページ36

▽▼▽




「はい、あげる〜」

「おう、ありがと」


唐突にAの家に押しかけたら、ちょうど生放送をする予定があったみたいで、そのままゲストとして参加した。
今度、全身ラジオにゲストとして出れねぇか誘うかー。


「コンビニスイーツいっぱいあるけど食べる?」

「お、貰うわー」

「どれがいい?Aはとりあえずプリンかな」

「とりあえず生みたいにいうなよw」


口に入れたクリームの味が甘ったるくて胸焼けしそうだ。
……コイツ、昔からプリン好きだよなぁ?だからって甘党ってわけでもねぇーしな。


「ふふwキヨついてるよ?」

「お?」


口の端にクリームがついてたみたいだ。俺の唇に触れるAの小指。俺は、衝動的に手首を掴んでいた。


「キヨ?」


躊躇せずにAの小指をぺろりと舐め上げ、手首をひき隣にいるAとの距離を近づける。


「うぉっ?!ちょっと、キヨー?なにやってんのさ」


戸惑いをみせたAを見て内心ほくそ笑んだ。手は神経多いからなー?特に小指のは……


「……っん、キヨ、それやだ」


手首を触れるか触れないかのところで、なぞると、Aの身体が強ばるのを感じた。ふるふると赤くなって震えるAがすごく可愛くて、俺の行動はどんどんエスカレートしていった。

べろりと親指の付け根を舌でなぞりあげる。生理的な涙が浮かんだAと目が合う。


「……きもち?」

「っ〜〜!!」


俺の言葉はAの羞恥を煽ったようで、Aは更に顔を真っ赤にした。

目瞑ると、ますます感度高まるって知らねぇーのかコイツ。追い討ちをかけるように、甘噛みしたり軽く吸ってやると、ビクビクとAの肩が震えた。


「ん、、ひぃ、、やっ、」

「……A?」

「キヨの、ばか、あほ〜〜!」


キャパオーバーしたのか、Aは俺をドンッと突き飛ばした後寝室に逃げてった。……やりすぎたか?俺はめちゃくちゃ満足してるけどな?

Aがドアからひょこっと顔を出す。


「……もう、キヨは出禁にしてやる〜!」

「え?1週間泊まりだって?」


今まで見たことなかったAの表情が、もっと見たくなるから出禁にされても多分やめれねぇーわ。





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油性ペン(プロフ) - ホースさん» カナリアの方が落ち着いたら続編もチラホラ書いていこうと思います!プロットも何もつくらず思いつきで書き始めた作品だったので不安でしたが、そう言って頂けて安心しました。ありがとうございます! (2019年11月10日 22時) (レス) id: f15e63082a (このIDを非表示/違反報告)
ホース - この作品大好きです!見つけてから、何度も読んでます!続編楽しみにしてます!主さんが出来ればでいいので! (2019年11月10日 20時) (レス) id: 4e9296fb4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:油性ペン x他1人 | 作成日時:2018年8月18日 11時

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