#15 ページ15
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『痛ったぁっ！！』
大「あっはっは！
小指派手にぶつけた！(笑)」
村「絵に描いたような落ち着きの無さやな(笑)」
丸「大丈夫〜？(笑)」
安「まぁそうなるよなぁ。
そろそろほんぎゃー言うてもええ頃やろ？」
横「ほんぎゃーて(笑)」
昨日の夜てっぺん超える辺りにAから連絡があって、病院へ入院したと報告された。
ここ数日は東京でのスケジュールが詰まってるし、会いに行けるとしたら生まれてから。
ただ報告を待つしかない今の状況。
しんど。
しんど！！
いや、あいつの方がしんどいやろうけどな！
待つ側も心臓の辺りがなかなかしんど！
錦「やばい！
なんか俺までめちゃくちゃ緊張してきた…。」
『いっその事俺の分のソワソワも全部持ってけ。』
錦「嫌っすよ！(笑)」
にしても遅い。
病院行ってからもう半日以上は余裕では経つし。
初産ってそんなもんか？
アカンわ、妙子に連絡しよ…。
最初の頃はなかなか元気そうなAから連絡来てたけど、今はかなりしんどいみたいで妙子経由で状況確認するしかできひん。
仕事の合間合間で自分でも驚く程こまめに連絡取ってる。
けどずっと「なかなか産まれそうに無いわー。」から状況は変わらへん。
けど日が暮れかかった頃から状況は急に動き出した。
『はぁ！？帝王切開ってアレやろ？
腹切るやつやろ？』
「せやねん。
Aも今日寝んとずっと陣痛に耐えてたから体力も残ってへんしな？
それにさっき赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いてもうて大変やーって。
それでお医者さんがお腹切りましょーって。」
『ちょ、それって大丈夫なん？』
「今の様子ならお腹切った方が安心やろ？
あ、ごめんな。
手術室行くから切るわ。」
『あっ妙子！
Aんこと頼むわ。
俺も明後日にはそっち帰れると思うからな。』
「あんたが慌ててどうすんねん(笑)
兄貴は仕事頑張り！」
『…んやねん兄貴って(笑)』
「こっちは任して。ほななー！」
余韻も残すことなくブチッと容赦なく切られた通話。
不安と期待とでごちゃごちゃな俺の頭ん中。
腹切るって想像しただけでもう痛いしえぐいしそんなん急に決まったって言われてもなあ！
このまま収録て。
明後日にしか向こう行けへんて。
なかなかきついわぁ…。
落ち着かん。
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凛(プロフ) - 更新ありがとうございます (2020年6月7日 15時) (
レス) id: fb6d980ce6 (このIDを非表示/違反報告)
みぉ(プロフ) - みけねこさん» コメントいつもありがとうございます！よろしくお願いいたします！ (2020年6月3日 11時) (レス) id: 5ac68e315d (このIDを非表示/違反報告)
みぉ(プロフ) - 凛さん» コメントありがとうございます！よろしくお願い致します！ (2020年6月3日 11時) (レス) id: 5ac68e315d (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - お話、ありがとうございます！私も更新を楽しみに待ってます。 (2020年6月3日 5時) (レス) id: 177d327f15 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - スピンオフ待っましたよ。更新楽しみにしてます。 (2020年6月3日 0時) (レス) id: fb6d980ce6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぉ | 作成日時：2020年6月2日 23時
