お昼はどんなの? ページ3
私はお昼、お弁当を食べてる。龍我は購買。
「梅干し食べたい人ー」
「はーい✨」
目をキラッキラのキラッキラさせて手を挙げる龍我に梅干しをあげると、嬉しそうに口へ放り込んで、幸せそうに笑った。
「やっぱり梅干しは美味いわ。うん。
嬉しかったのでチョコチップメロンパンあげまーす」
「わあ!」
やった!私チョコチップメロンパン大好き!
「んふふ♪」
「美味しーい?」
「ん!」
「可愛いなぁ〜」
お昼は大体、屋上で食べてる。
運よく今日は私たち以外誰もいないから、屋上は貸しきり状態。ラッキィ!
お昼を食べ終わって、のんびりしてると龍我が横になり、私の膝の上にころんと頭をのっけた。
「どーしたの?」
「…………疲れたぁ」
「そっか。今日は確か、龍我の嫌いな教科のオンパレードだったね。」
苦手科目の連続にガクッとうなだれた龍我をみて那須くん達が爆笑してたのを思い出した。
「俺、もぉ無理〜〜」
「甘えたですか」
身体を起こして、ぎゅうっと抱きついてきた龍我。
首に顔を埋めてぐりぐりする。
「ふふ、くすぐったいよ。」
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作者名:だいふくリンゴ☆ | 作成日時:2019年6月15日 23時