＠ 俺 様 彼 氏 ２ 【 永瀬 廉 】

＃ ８０ ページ43

ークリスマスー


『 んっ 』


なんじ、今何時！？


９時半！？


『 やばいやばいやばい！！ 』


えーと、えーと、


服はぁー！これ！


あー！もー朝ご飯いらん


『 歯磨きぃぃ！！ 』

小「 A〜！早よせんと遅れるでー！ 」


最初っから起こせ大根！



よし！準備完了！



(( ガチャ


『 行ってきます！ 』


(( バタンっ



「「「 (❁ơωơ)ﾉﾞ ｲｯﾃﾗｯｼｬーｨ♪ 」」」←


△▼橋〜


到着！


『 えっとー今何時だぁ？１０時ぴったや！ 』

永「 …え、 」



え、


『 ぇえええええぇぇぇええええ！！！！ 』

永「 うるさっ！ 」

『 え！？ん、えぇ！？ 』

永「 なに、いちゃわるいの？ 」


いやいやいや、うん、整理しよう

いや整理出来ないよね…。



『 なんでいんの… 』

永「 約束したから… 」

『 そう、なんですか……。 』

永「 どこ行きたい？ 」

『 あ、あの…色々話しておきたい事たくさんあって…。スタバとか、行き、まぁ…せんか？ 』


カタコト…←


緊張しすぎて敬語だし…。


永「 …ええよ 」

『 ありがとうございます！ 』

永「 なんで敬語なん？ 」

『 え、それは…。永瀬君はもう彼氏じゃないしね… 』


こんな事言っちゃダメだよぉぉぉ


永「 へぇー。入ろっ 」


え、もうスタバついてたんかい


「 ２名様ですね〜あちらのお席で宜しいですか？ 」

永「 はい 」



窓ぎわの席に座った



「「 …… 」」

永「 話したい事って？ 」

『 えっと…。 』



なにからはなせば…。


『 桐谷さんと上手くやってる？ 』

永「 …おん、それなりに 」


やばい…。


死にたい




『 廉と離れたくない。離れたくないよ。 』

永「 …っ 」

『 廉が好き。どんなにひどいこと言われたって廉を嫌いになんかなれなかった 』

永「 なん、で？なんでなん？ 」


まっすぐ私を見つめる廉



『 廉が大切な存在だから…っ 』

永「 … 」

『 廉が私を嫌いでもいい。私は廉が好きなの 』

永「 俺の事なんか忘れてや 」


無理に決まってるのに



『 やだよ 』

永「 俺、近いうちに桐谷と暮らす…。 」

『 …え 』

永「 ほんまにもう桐谷が好きやねん 」

『 …そっか。 』



暮らすって…



あまりにもショックで何も言えなかった

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