いざ、撃退 ページ11
昇降口からそっと覗けば、数人のガラの悪い不良たち。
「京子さんが言い寄られてボコボコにしてから、いつもああやってるんですよ」
明美が説明した。
「私たちに任せてっ♡」
きゃぴ。もう言葉まで女子になってる三橋。
ここで見てるんだよ。とAに言い聞かせて、伊藤も後を追った。
「何なんですか、貴方たちぃ〜〜」
「逆に何なんだよてめーら。京子だせ、京子！」
ガンを飛ばすツッパリたち。
「京子ってえ、よく見たらそんなに可愛くないっすよ〜？」
「そうですよぉ、背も小さいし性格悪いしぃ」
酷い言いようである。
ちらりと横に座る京子を見ると、物凄い顔をして怒っていた。
(ショーがないよね。うんうん)
「私たちじゃぁ、ダメですか？」
伊藤が言うとざわめくツッパリたち。
うちの一人が口を開いた。
「ダメだ。京子つれてこいって言われてんだよ」
「お願ぁい、私、アンタがタイプぅ〜♡」
そう言ったかと思うと、三橋は不良に抱きついて、
「めっちゃ好きやね〜〜んっ」
「うっっ！」
不良の……いや、男性の急所を蹴り飛ばした。
「うあちゃー……………アレは痛いよ」
物陰で見ていたAも顔を歪めた。
すると伊藤も続いて急所を蹴る。
「お前ら……………タダで済むと思うなよ……………」
ヤンキーたちはうめきながら帰っていった。
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美紀 - 今日俺見てから伊藤健太郎さん大好きになりました最高ですなりました最高です (2019年8月30日 21時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
Milky@ミルキー(プロフ) - めっちゃ好きです…！更新頑張ってください(*^_^*) (2019年8月3日 0時) (レス) id: 1a7b3850cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりりりり | 作成日時：2019年7月24日 15時
