[モブサイコ100]モブの幼馴染み

第19話 ページ20

モブ｢僕も男です…………いつ襲われても変じゃありませんよ、
幼馴染みだからって警戒心薄くするのは違うと思いますよ、Aさん。｣

静まる空間でただモブくんの声だけが響く。

A｢モブくんは…………そういう人…じゃないと………思ったから…｣

いつもと様子が違うモブくんに恐怖を感じて自然に声が震えてしまう

不意に目から涙が零れ出す
するとモブくんはハッとなってベットに押さえつけていた手を離した

モブ｢Aさん……す、すいません…僕、酷いことを……｣

咄嗟に謝りだすモブくんがベットから離れアタフタし出す

私はベットに座りなおしモブくんに言う

A｢モブくんが…謝ることじゃないよ。そうだよね……私が間違ってたんだよ、モブくんも男の子だもん……

いつまでも子供みたいに隣で笑いあってられないんだよね…幼馴染みだから甘く見てた…ごめんね、モブくんっ……｣

心が痛む
涙が溢れ出す

モブくんや、霊幻さん、エクボの気持ちを分かってあげられなかった自分に腹が立つ

A｢ごめんねっ………ごめんね…｣
モブ｢Aさん…｣

するとモブくんは私の前にしゃがみ指で優しく涙を拭ってくれる

モブ｢分かってくれて良かったです、でも僕も謝らせて下さい、Aさん、すみませんでした…

僕も自分の気持ちをしっかり受けとめてもらいたくて僕の考えだけを押しつけてしまいました、恐い思いをさせて申し訳ありません…｣

A｢うん、大丈夫だよ…モブくんの気持ち分かったもん、ありがとう｣

私は優しく微笑んだ
なんだか気分が軽くなった気がした

モブ｢Aさん…｣
するとモブくんの手が私の頬に触れて

お互いの唇が重なる＿＿

モブ｢Aさん、好きです、付き合ってください｣

A｢///は、はい｣

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