秘密の関係―登坂広臣―

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広臣side

せっかく一緒にAと学校まで行けると思ったのに


バレたらまずいから！って言われてしぶしぶ別々に学校に行った…


やっぱりアイツは俺が好きだって言ったの分かってねーな…

はぁ…


普通ならこんな事しねーだろ…

いくら担任だからって一緒に住もうなんて言わねーよ…



学校までに着いて職員室に入ると

「臣おはよー」

朝からめちゃくちゃテンションたけー隆二

「はよ…」

「ん？なんかあった？どうしたの臣？」

「んー隆二今日何時間目から？」

「俺？今日は３時間目まで空いてるよ」

「じゃあちょっと話聞いてくんね？」





俺はAの家の事を隆二に全て話した

「臣は臣のしたいようにすれば良いんじゃない？
それであの子が笑って暮らせるならいいんじゃない？
何かあったら俺も助けるし、協力するからさ」

隆二は俺の話を聞いても責めることもせずに賛成してくれた


やっぱりコイツだけは信用出来る大事な親友だよ


「んで、今日学校終ったらAの家に行こうと思ってんの。だからさ…」

「俺にも一緒に来いって？」

「あぁ…俺1人だとムカついて殴ったりしたらヤバイじゃん？」

「はいはい。行きますよ」

「わりーな」


とりあえず今日Aの親父に話をつけてAのこと安心させてやらねーとな

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