秘密の関係―登坂広臣―4

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始業式も終わり
美咲と一緒にマンションに帰ってきた

「美咲ちょっと待っててね
すぐ着替えるから」

「ゆっくりで大丈夫だよー」

美咲をリビングで待たせて制服を着替えた


んー何着よう？

あまり待たせるのも悪いし
適当に着替えた

広臣のTシャツにショートパンツでいいや

動きやすいしね


「美咲お待たせ！」

「おー
Aかわいいじゃん
それって先生の？」

「うん
勝手に借りちゃった(笑)」


「大丈夫
そんな事くらいで怒らないから」


「じゃあ行こっか？」

美咲と一緒に今市先生のマンションに向かった



「美咲は着替えなくて良かったの？」

「私は大丈夫
隆二の部屋に置いてあるの」

「そっか」


今市先生のマンションに着くと今度は美咲が着替えに行った


広臣達来る前に何か作っておいた方がいいのかな？

「美咲ー？
先生達帰ってくる前に何か作る？」

「あー
私無理！」


「じゃあ私何か作るよ
でも買い物してきてないからちょっと買い物行こう？」


「そうだね
じゃあスーパー行こうか」


美咲と2人でスーパーで買い物

「今市先生の好きなものは？」

「んー
なんでも食べるよ」


「じゃあなんでもいい？
広臣の好きな物適当に作っても大丈夫かな？」

「大丈夫！
でも、そんなに作らなくていいよ？
後は隆二達でなんかするらしいし？」


じゃあ簡単につまめる物とか
後ででも食べられるものにしようかな

買い物も終わりマンションに戻ってくると

「A
後は頼んだ！」


「美咲も一緒に作ろう？
先生達びっくりさせようよ」

「そうだね！
私だって出来るんだ！って言ってやる」


それから美咲と2人で
先生達のためにいろいろ作った


喜んでくれるといいな




作り終わって暫くすると2人一緒に帰ってきた

「Aー」
「美咲ー」

2人同時に呼んでくるし(笑)

美咲は早く入ってきなーって動かないし

私は玄関まで行くと広臣にぎゅーってされた

「ちょっと広臣！」

「ん？」

「今市先生も美咲も居るよ」

「うん」

「うんじゃなくて
恥ずかしいよ...」

「大丈夫
隆二ならとっとと中行ったし」

「...おかえり」

「ん。ただいまって俺たちの家じゃないけどな(笑)」


2人でリビングに行くと

「臣
ここ俺んちだからね？
イチャイチャ禁止」

「お前も美咲とイチャイチャすればいいじゃん」

「そういうのはお前達が帰ってからな！」


見られてたのか…
やっぱり

恥ずかしい...

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