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広臣side


海を後にして


買い物に来た

最後にAに選んでもらったのもが欲しかったから



アクセサリーショップに入って

「ここで俺に似合いそうなの選んで欲しい
俺もAに似合いそうなの選ぶから」って言うと
嬉しそうに選び始めた


Aは着けれくれないかもしれない...

それでも

最後に渡したかった...




暫くすると
嬉しそうな顔をしたAが戻ってきた

「広臣に似合いそうなの買ってきたよ」

「俺も買ったよ
お金返すよ
幾らした?」

「大丈夫
さっきパパにお小遣い貰ったし
私が買ってあげたかったの」

「そっか
ありがとな」




最後に
ちょっとオシャレなお店でご飯を食べて帰ることをした


その前にお互い買ったものを交換して
開けてみた


「広臣はあんまり派手なもの着けれないだろうけど、このピアス似合う気がして買っちゃった!」


箱を開けると小さいフープのピアスだった

「すげぇ嬉しい
こういうの欲しかったんだよ
ありがとな
ずーっと外さないよ」
ってその場でピアスを着けた


「広臣これって」

そう実は俺がAに選んだものは
偶然にも同じようなデザインのピアスだった

フープの下にハートがぶら下がっててAの好きそうなデザイン


「私もずーっと外さないねっ!」ってめちゃくちゃ嬉しそうなA





ご飯を食べて家に帰って
ソファーにAを座らせて
俺は話を切り出した

「A...




別れて欲しい...




ごめん...」

「え...?
なんで...?」

泣きだしそうな顔をしたAを抱きしめてあげることも出来ず

「ごめん...」

「じゃあなんで
こんなの買ってくれたの?」って言いながら耳についてるピアスを外そうとした

「それだけは...
外さないで...」

「なんで?
だって私の事要らないんでしょ?
だったらピアスだって...着けてる意味ないじゃん...」

「ごめん...」

ごめんしか言えない俺に

「広臣の最近
悲しそうな顔は
この話をする為だったんだね
私の事迷惑だったんだね...
今まで気付かずにごめんね
ありがとう...」

「迷惑なんて思った事ない
ずっとずっとずっと一緒に居たかった
けど...」

「もういいよ...

とりあえず今日は私あっちの部屋で寝るね
明日には荷物まとめて出ていくから...」

「...っごめんっ」

「おやすみ...なさい」

Aはほとんど使ってない自分の部屋に入っていった...




泣かせてごめん...

一緒に居られなくて

ごめん...





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設定タグ:登坂広臣 , 今市隆二片岡直人 , 先生   
作品ジャンル:恋愛
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まいまい(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2022年10月7日 19時) (レス) @page43 id: 8b0eae7c4a (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる(プロフ) - 続き待ってます! (2021年1月11日 7時) (レス) id: 1165addb9c (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2021年1月1日 9時) (レス) id: aa8654ca87 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - こんばんは!続き楽しみに待ってます! (2020年4月23日 0時) (レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続き見たいです! (2019年6月28日 22時) (レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aika | 作成日時:2018年7月6日 7時

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