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いつかの記憶 ページ1
no side
一人の少女が勉強をするため孤児院に向かった。
『今日はこの国の歴史だっけ。』
彼女はとても優秀だった。
彼女はいつも授業のあと、二人の少年に勉強を教えていた。
『この事件が後の改革につながって…』
「その時他の国では何か起こってたりするん？」
『あぁ、隣国でクーデターが一ヶ月前に起こってて…』
「じゃあ、そのクーデターがあの事件のきっかけってことでいいんよな？」
『うん。』
彼らは彼女に教えてもらい、たくさんの知識をつけた。
彼女も自分の持つ知識を惜しみ無く教えた。
時は流れ…
彼女は中等学校へ進んだ。
彼女は彼らと別れた。
彼女はいつも彼らと会える日を望んでいる。
『ショッピ、チーノ元気かな』
彼らは…
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作者名：あいす | 作成日時：2023年5月10日 18時
