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その後時間が心配になったため、森を出た
とぼとぼ帰り道を歩いていると
あの言葉がフリーズする
“A。”
『・・・・・・』
また胸が苦しくなり手を当てる
ドクンドクンッと鼓動が速い
まさか、まさかだけど・・・
テヒョンさんのことを好きになった・・・?
『あぁぁ!やめやめっ!』
考えると余計わからなくなると思い
急ぎ足で家に向かう
『ただいまー・・・・・・』
靴を脱ぎリビングへ行く
「あら、遅かったわね。
ほら、ご飯出来てるから手を洗ってきなさい。」
祖母にそう言われ手を洗い席につく
テーブルに並んであったのはビーフシチュー
祖母のビーフシチューは格別に美味しい
『おばあちゃん、お母さん達は?』
「今日も遅くなるみたいよ。」
『そっか。
・・・ふふ、頂きます!』
目の前のビーフシチューを食べ進める
「ねぇ、A?」
『なに?おばあちゃん。』
「・・・狼はね群れで生活するものや
1人で生きるものもいる。
あの狼は孤独に生きていると思うの、
でも本当は・・・孤独が好きじゃない。
誰かが傍にいて欲しいんじゃないかな。
・・・あの人もそうだったからね。」
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作者名:hyu-ra | 作成日時:2020年9月21日 10時