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昨日と同じ場所についたが・・・
あの男性がいない
『お、狼さんっ・・・・・・!』
そう呼びながら
辺りをぐるぐる回っていると
「何してるの。」
『あ、いた!』
姿を見つけた瞬間、男性のもとへ駆けつける
『あの、このマフラー・・・使ってください。』
紙袋から出し、
さっき買った紫色のマフラーを渡す
「僕に・・・くれるの?」
『はいっ!』
「・・・・・・ありがとう。」
ゆっくりと受け取る男性
すると、少し難しい表情になる
「僕、つけかた分からない・・・」
『ちょっと借りますね。』
マフラーを受け取り、
彼の首に説明しながら巻いていく
身長が高いため、背伸びをしなければならない
『これを、こう・・・・・・出来ましたよ。』
「ひひ、あったかいね。」
また四角い笑顔を見せる
喜んでくれてよかった
『あ、そうだ・・・』
「んー?」
マフラーで遊んでいる彼に
『・・・お名前ってなんて言うんですか?』
そう質問すれば
少しの間があり彼が口を開く
「僕の名前・・・・・・」
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作者名:hyu-ra | 作成日時:2020年9月21日 10時