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「すみません・・・・・・」
と先程と同じくらい小さな声で言う男性
そのまま言い残し、反対方向に歩いていった
『・・・変なの。』
そう思いながらも歩き進める
学校につき1限目の授業中
この先生は話が長いな、なんて
私は話を真面目に聞かずノートに落書きを
「皆さんは、
昔からある伝説の話を知っていますか?
それは、ある一匹狼の話です。」
そのキーワードを聞いた時
落書きをしていた手を止める
「これは巻物に書いてあった1部です。
森に住む1匹の狼、人間に化け姿を消す
狼に導かれた女性のみ
人間の姿を保つことが出来るであろう。」
祖母から聞いた話と一緒だ
「それって都市伝説みたいなものですかー?」
「その狼って今もいるんですか?」
クラスメイトの反応を見る
あれ、皆・・・知っているものだと思っていた
確認するために隣の席の子に聞いてみる
『ねえ、あの狼の話、聞いた事ある?』
「ううん、今日初めて知った・・・。」
何故、おばあちゃんは知っていたのだろう
色々な疑問が浮かび出てくる
すると、さっきの質問に先生が答える
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作者名:hyu-ra | 作成日時:2020年9月21日 10時