CASE3年前の追憶�� ページ44
暴漢A「元総理がいねぇと分かったからには…その娘を殺らねぇと腹の虫が治まらねぇ…💢出てこい」
(こんな時に、暴漢共の加勢したかッ。他の公安の仲間は大丈夫かしら！？)
伊織(あの娘は無事に…ん？)
伊織君は誰かに腕を掴まれていることに気づいた。
「…！お嬢さん、な、なんで逃げなかったのですか！？」コソコソ
紅葉「だって2人の怪我の手当てしてたら、悪い人が入って来てもうて…」ヒソヒソ
ん？怪我の手当てって…まさかッ。伊織君は怪我した左腕，私は顔と拳の甲には…可愛らしい絆創膏が貼っていたのだ。
伊織「「！？」」
紅葉「『大は小を兼ねる』て言いますけど、小も大を兼ねるんです…計量カップやってそうやと給仕さん達が言うてはりました。お陰で持ってた絆創膏 みんな使てしもたけど…」
時計のアラームを止めたのもお嬢さんがやったのだ。私と伊織君がぐっすりと寝ている間に止めていたことが分かった。
伊織「でも何故、俺達の手当てを？」
「そうですよ、見ず知らずの私達公安の警察官に…」
紅葉「当たり前です❗️アンタらには元気にウチを守ってもらわな飽きませんしなぁ…☺️」
と話していた時… …
暴漢B「おい？床下から声がしねぇか？」
暴漢A「ああ！女の声だ…」
チッ… …気づかれてしまったか。声からするに2人いんのか…
すると
紅葉「3人です！
伊織(えっ？)
「何故、地上にいる暴漢の人数が分かるのですか？私には2人しかいませんが…(ヒソヒソ)」よう喋ってはる2人と無口な人が一人…靴の音でわかります…」
____どうして、お嬢さんは人数まで把握してるのかしら…ッ
紅葉「ウチ…かるた得意やから…耳が他人(ヒト)より、よう聞こえるんです❗️☺️」
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作者名：愛っち | 作成日時：2024年1月15日 19時
