第26話。ルイボスティーは好き嫌い別れる ページ26
「これは持論だけどね、"愛"ほど歪んだ呪いはないよ」
「――僕は呪術高専で里香ちゃんの呪いを解きます」
・〜〜〜〜・〜〜〜〜・〜〜〜〜・
時が過ぎるのは早いもので、憂太が転校してきたときからはや二ヶ月。
猛暑を振るっていた時期も過ぎ、冷房の温度も27度程度で良い程の気温。
Aは棘やパンダと石造りの階段に腰掛け、憂太と真希の戦いを観戦していた。
憂太は己の武器に刀を選んだらしく、呪具使いの真希に剣術を教わっている。
今は模擬試合の最中だ。
つい最近まで一般人であったとは思えないほどに、憂太は真希に食らいついていく。
竹刀と模擬槍が混じり合い、どちらが勝ってもおかしくない攻防戦に、思わず身を乗り出す。
しかし真希のフェイントに引っかかった憂太が脚を払われ、額を小突かれた。
「はい、死んだ」
「だっ！」
尻餅をついている憂太を見下ろしてから、真希はこちらに歩いてくる。
多汗の憂太とは反対に、真希は汗一つかいていない。
「Aー、水」
その言葉が発せられるよりも前にサッとペットボトルを差し出す。
Aの飲みかけだが、二人はそんな事気にしない。
透明なペットボトルの中は茶色なのでお茶かと思えば、Aの好きなルイボスティーであることに驚き、むせる。
おいしい。
第27話。かっこ悪いとこしか見せてない→←第25話。命は奏でる
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紅 - ミスりました💦お返事ありがとうございます( . .)" (2023年4月15日 17時) (
レス) @page50 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月15日 17時) (レス) @page50 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
愛良(プロフ) - 紅さん» 嬉しいお言葉！！ありがとうございます！！頑張って書きますね！！ (2023年4月13日 18時) (レス) id: 96b6d360b2 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月13日 8時) (レス) @page18 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
愛良(プロフ) - みりかさん» 綺麗で読みやすいって…死ぬほど嬉しい言葉です…。でも普段は丁寧のての字もないです！嬉しいコメント、ありがとうございました！ (2023年4月10日 18時) (レス) id: 96b6d360b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛良 | 作成日時：2023年4月4日 10時
