第2話。小さな光 ページ2
「実はね、呪術高専にも君と同じ、呪われている子がいるよ」
乙骨はその言葉にぴくりと反応した。
五条は構わず続ける。
「その子も、今の君と同じ様なことを言ったよ」
乙骨は恐る恐る顔を上げた。自身と同じ境遇である人間に興味を持ったようだ。
「彼女はいま、呪術高専で力の使い方を学びながら、ちゃんと前を向いて歩いてる」
闇を秘めた瞳に、小さな光が芽生えたのを、五条は確かに見た。
「どうして生きようと思ったのか。
何故、絶望の中で希望を見出せたのか。
一度彼女に会えば、君の疑問は解けるはずだ」
包帯で隠した瞳を細め、五条は少女に期待する。
きっと彼女なら、この少年の心を溶かせるだろうと。
「一人は、寂しいよ」
第3話。ロッカーに四人は狭い→←第1話。君と同じ、呪われてる子
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紅 - ミスりました💦お返事ありがとうございます( . .)" (2023年4月15日 17時) (レス) @page50 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月15日 17時) (レス) @page50 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
愛良(プロフ) - 紅さん» 嬉しいお言葉!!ありがとうございます!!頑張って書きますね!! (2023年4月13日 18時) (レス) id: 96b6d360b2 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年4月13日 8時) (レス) @page18 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
愛良(プロフ) - みりかさん» 綺麗で読みやすいって…死ぬほど嬉しい言葉です…。でも普段は丁寧のての字もないです!嬉しいコメント、ありがとうございました! (2023年4月10日 18時) (レス) id: 96b6d360b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛良 | 作成日時:2023年4月4日 10時