「運命的な。4」【飛影】【幽遊白書】 (ページ19)

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仙水「君は気付いているかな浦飯君
霊界探偵を続けて行くうちにね心が何処か腐っていくのが分かるんだ
だがそれを止めようとする気が起きなかった、、、なぜだか分かるかい
その腐食部分こそ本当のオレだとわかったからさ
何かの為に誰かの為に戦っているうちに段々戦う為に目的を探す様になる
まるで本末転倒だ、、、君もいつかそうなる」

幽助「てめぇ、、本当に腐ってるみてぇだな」

仙水「ふふふふっ、本音を言うと魔界に通じる穴なんてもうどうでもいいんだよ
A級妖怪やS級妖怪が人間界に来ようとどうしようと
本当はどうでもいいんだ」

幽助「何だとっ！！」

仙水「オレ自身には何の関係もないからな
最も大事なのはお前と戦おうとしているこの瞬間さ
魔界の穴を作ろうとしたのもお前と戦う為の様な気がするよ
はははははははははははっ」

ペラペラと喋り笑う仙水の言葉はもう聞きあきたと言わんばかりに幽助が仕掛ける

瞬時に仙水の後ろに周りパンチを繰り出そうと構える

仙水はすぐさま反応し蹴りを入れるが
それを読んでいた幽助はまた瞬時に体制を変え仙水の左頬にパンチを入れる

仙水「あああっ！」

幽助のパンチで仙水の体が吹っ飛ぶ

桑原「よっしゃークリーンヒット！！」

飛ばされた仙水はすぐに体制を整え幽助を睨む

幽助「バカかてめぇは！あれこれ能書き並べやがって
どっちか死ぬまでやろうでいいじゃねーか
なぜ初めからオレに喧嘩売ってこねー
こうでもしなきゃオレが逃げるとでも思ったのかよ！！ムカつくぜ、、、」

仙水「ふふふふふ、、、シンプルでいいなぁ」

幽助「くっ、、、」

仙水「それもよかろう」

仙水は右手に霊気の球を作り出す

仙水「浦飯君、、君のパワーを10とするとオレのパワーは6と7の間くらいだろう」

幽助「！！！」

仙水「スピード、バネ、スタミナ
全て君が上だろう、、、だがオレには勝てない」

幽助「なにっ、、、」

桑原「何すっとぼけたこと言ってやがるんだ、、心理作戦か？」

蔵馬「いや、違う、、、仙水は自信に満ちている」

樹「その通りだよ、、あんなに楽しそうにしている仙水を見るのは久しぶりだ、、、」

桑原「何だと！！いい加減な事ぬかすんじゃねー！！浦飯惑わされる事はねーいけーーーー！！！」