4度目の人生､波乱万丈な話｡【暗殺教室】【男主】

エンカウント ページ4

ん､と差し出されたフォークにはショートケーキが1口分乗っていた｡我ながら美味しそう｡天才｡

伊達に五条(にイタズラした後)のご機嫌取りしてただけあるわ｡うん､過去の自分最高()

自画自賛を心の中でしながら､ぁー…と差し出されたフォークを口に入れようとしたその時だった｡

元凶が訪れたのは｡


「あ､あ､ああああああぁぁぁ!!!!」

学秀「?!」

『んっ､??』


突然の大声に驚いた学秀の手がぶれる｡

反転術式が使えるとはいえ口の中にフォークグサッなんて事は避けたい俺は咄嗟に口を閉めた｡

それにしても美味いな､作った奴誰やねん｡あ､俺か｡俺やばい｡天才すぎるわ｡←

そして音源の方を見てみると…


『あ､弥』

学秀「は??桐生??」

弥「若!!…え､先輩?!」


一斉に喋りだしたので3人の声がハモり､お互いがお互いの顔を見る｡

そして暫くの沈黙が訪れる｡正直めっちゃ気まずい｡誰かPlease Help me(発音良)

こういう時こそ空気読めない誰か居てくれないとめっちゃ困んなぁ｡伊之助とか宇髄さんとか義勇さんとか五条とか直哉とかさ(失礼)

弥は俺と学秀の顔を交互に見て､学秀は俺と弥の顔を交互に見ている｡

そしてその2人に見られる俺｡
なんか犯人になった気分｡犯人の犯沢さんもこんな気分やったんかなぁ…(遠い目)

カァ､とカラスの鳴き声が無駄に響いて聞こえた気がしたその瞬間が引き金だったかのように2人はまた口を開いた｡


「「はぁあ??!!」」


2人って仲良しなんやなぁ…(ちょっと違う)

つらたん☆(白目)→←ケーキ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す