4度目の人生､慣れてきた話｡【暗殺教室】【男主】

ぬーぬぬーぬーぬぬーぬ ページ7

あっという間に縛り上げられたグリップ｡手は後ろに回され､足も抵抗できないように纏められている｡


ぬ「くっ…」


ただえさえ情けないのにグリップは更に情けない声を上げている｡


業「栗花落君が毒使いのおっさんが未使用だったのくすねたんだよ｡

使い捨てなのがもったいない位便利だね」


カルマがガスのスイッチをポーンと投げてきたので受け取る｡勿論､皆の視線は俺に向いた｡

仕方ない｡俺の足元に落ちていたんだから｡

＿＿

『赤羽君､これ…』

業「スイッチか…アリガトね」

＿＿


グリップはこうなる運命やってんもん(((


ぬ「何故だ…俺のガス攻撃…おまえは読んでいたから吸わなかった｡

俺は素手しか見せてないのに…何故…」


グリップがガスの効果で震えながらそう問う｡


業「とーぜんっしょ､"素手以外"の全部を警戒してたよ」


するとカルマは何当たり前なこと言ってんの??と言いたげに笑って答えた｡


業「あんたが素手の闘いをしたかったのは本トだろうけど､この状況で既に固執し続けるようなプロじゃない｡

俺等をここで止めるためには
どんな手段でも使うべきだし､

俺でもそっちの立場ならそうしてる」


グリップの視線に合わせるようにカルマは近くに胡座をかいた｡


業「あんたのプロ意識を信じてたんだよ､信じてたから警戒してた」


そう言ったカルマは前とは少し違う空気で微笑んだ｡その顔こっちにちょーだい!!←

渚君に抱えられた殺せんせーは


タコ「大きな敗北を知らなかったカルマ君は…

期末テストで敗者となって身をもって知ったでしょう｡敗者だって自分と同じ､

色々考えている人間なんだと」


あぁ…赤面撮りたかったあの時ね()


タコ「それに気付いた者は必然的に…勝負の場で相手の事を見くびらないようになる｡

自分と同じように敵も考えていないか､頑張っていないか､敵の能力や事情をちゃんと見るようになる｡

敵に対し敬意を持って警戒できる人｡

戦場ではそういう人を…"隙が無い"と言うのです」


直訳すればカルマは相手の事情を考えられる隙がない人になったという事だろう｡

いずれも五条からは到底掛け離れている(コラ)

グリップはカルマを見ると今までで1番穏やかな表情を浮かべて


ぬ「…大した奴だ､少年戦士よ｡敗けはしたが､楽しい時間を過ごせたぬ」


と微笑んだ｡
その言葉にカルマ君は目を見開いた後､やはり悪魔だと感じさせる言葉を吐いた｡


業「え､何言ってんの??楽しいのここからじゃん」

ぬとチューブと合掌()→←ぬぬぬぬぬぬ!!(??)

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