4度目の人生､困ってる話｡【暗殺教室】【男主】

長 ページ37

學峯「交渉の必要はありません」


…學峯さん基､理事長だ｡


タコ「!!理事長…!?」


流石の殺せんせーも突然のこの学園内での"長"の登場に焦っている｡


烏間「…ご用は??」

學峯「経営者として様子を見に来てみました｡新任の先生の手腕に興味があったのでね」


それに…と言いながら俺の方を向く學峯さん｡


學峯「生徒から頼まれたので断るに断れませんでした」


そのセリフで學峯さんの視線の先にいる俺に一気に視線が集まった｡

おいぃ??俺の今までの努力返せぇ??学秀でさえも家以外で必要以上関わってなかったのに…

終わった☆と1周回って明るくなっている俺と鷹岡の所に近づき座り込む學峯さん｡


學峯「でもね鷹岡先生｡

あなたの授業はつまらなかった｡

教育に恐怖は必要です｡
一流の教育者は恐怖を巧みに使いこなす｡が､暴力でしか恐怖を与える事ができないなら…

その教師は三流以下だ」


否定せずに教育に恐怖が必要って言い切るとか…コイツァやべぇ()


學峯「自分より強い暴力に負けた時点で､それ(・・)の授業は説得力を完全に失う」


サラサラと紙に書き出し､書き終えると鷹岡の空きっぱなしの口にクシャッとねじ込んだ｡


學峯「解雇通知です｡以後あなたは椚ヶ丘(ここ)で教える事は出来ない｡

ここの教師の任命権は防衛省(あなたがた)には無い｡

全て私の支配下だという事をお忘れなく」


そして立ち上がった學峯さんが俺の方に向かって歩いて来る｡

やめれぇ!!来ないれぇ!!(((


學峯「久しぶりだね､栗花落君｡君は学校に来ると変わるね」

『貴方は学校だと非の打ち所がないですね』


上から訳していくと恐らく學峯さんは


學峯「(君は猫被りが上手いようだね)」


と､言う意味が込められている｡
因みに俺は


『(貴方は栗花落家だとアホ面晒しますよね｡学校だと完璧(笑)なのに)』


と､まぁこんな感じの意味を込めたつもりだ｡…簡単に言うと2人して煽りの応酬なわけだ｡

だからか真っ黒な禍々しいオーラが俺達の間に漂ってる気もするが…ま､気の所為か☆←


皆「「(いや怖!!死を感じる!!)」」


俺と煽り合った後､それでは､と言って皆から背を向けた學峯さん｡
鷹岡は無我夢中で無言で逃げ出した｡


「鷹岡クビ…」

「ってことは今まで通り烏間先生が」


それに気づいたE組は数秒後､


皆「「よっしゃあ!!!!」」


と拳を突き上げた｡


「理事長もたまには良い事するじゃんよ」

渚「う…うん､あっちの方がよっぽど恐いけどね」


渚君に激しく同意｡

烏間先生!!!!→←撃沈

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