4度目の人生､困ってる話｡【暗殺教室】【男主】

前進守備と前例 ページ12

〈!!こっ…この前進守備は!!〉


そう､先程の野球部の守備とほぼ同じ…


『なんで僕が…』

磯貝「はは､なんかごめんな」

『あ､そういうつもりじゃ…』


もうお分かりだろうがそんなに学校に来ていない筈の俺も何故か殺せんせーの"例の指令"をされてしまったのだ｡自分で言うのもアレだが()

少し遠くにいる理事長と隣にいるカルマが言葉をやりとりしている｡

まぁ割愛させてもらうが…さっきカルマがクレームをしたのはこの為だと言う事が皆分かった､とだけ言っておこう｡

そもそもの野球の守備は打者の集中力を乱す場所ではいけない｡それか否かを判断するのは審判なのだが｡


『(ふっ…お気の毒に…)』←


さっき野球部がやった時はこの審判である先生は小心者なので注意しなかった｡
つまり覆せない前例があるのでこの小心者は注意出来ないのだ｡

心の中で鼻で笑っているのが顔には出ないのが今は有難い｡唯一の救いだ､有難う｡←

殺せんせーの頭脳も理事長に負けないという事がしみじみと感じられたところで聞き流していた理事長の言葉が途切れた｡←

2人の会話が終わると俺達はさらに打席に近づいた｡


〈ちっ…近い!!

前進どころかゼロ距離守備!!振れば確実にバットが当たる位置で守ってます!!〉


目の前にいる進藤がぽかんとした顔になる｡

この距離じゃどんなに集中してても冷めるだろう｡か…かゎ…可哀想に…w←

スーパースター→←バント仕返し

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