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三話 ページ4

「おはようございます。偶然ですね。瑞稀さ「私は急いでいるので失礼させていただきます」



「こんにちは。良ければうちでご飯を「これから用事があるので」



「こんばんは。遅い帰りな「明日が早いのでごめんなさい」



偶然ってレベルじゃないでしょ!!はぁ??まじで迷惑!!カフェに入ろうとしたら何故かそこで店員やってるしさぁ...



あんた曲がりなりにも幹部でしょう??調べたんだからね。お友達に聞いたらすぐに教えてくれたわ。『バーボン』だったかしら。まじギルティ。ゴリッゴリの犯罪者じゃない。



「何故彼を調べてるんだ??」



この声はお友達ね。アメリカのバーで会ったの。びっくりするぐらい話しやすくて何か危ないものを疑ったわ。



「いきなり告られたの。もうこれ完全に黒じゃない。まぁお父様には何も言わないけどね」



「...ホォー。彼がか」



電話越しだが彼が何かを感じ取ったのが伝わってきた。え、なにこれ。怖いんですけど...



「悪い人間ではないよ。彼は」



いや、勝手に他人の家入り込んでる時点で悪い人間なんですけど。



私が言うと本人に理由を聞いてみるといい、といい電話は切られてしまった。



あーたしかにどうやって忍び込んだのかとか理由も聞かずに追い出しちゃったし...あ、そこら辺の話は割合ね。面倒臭いし。



また会うのか...いや、どうせ会いに行かなくても勝手に来るか。



そういえば電話切られる間際に笑い声が聞こえたような...


_______________


夢主ちゃん

エンカウント率が高すぎるお兄さんにビクビクしている。
下の名前は『瑞稀』だと判明。
カフェでの遭遇はガチの偶然だと信じたい。
お友達のあだ名は『シュウ兄さん』


お友達

ホォー彼が狙っているのか。
今頃はどっかの誰かさんに変装してたりするのかな...
夢主ちゃんと久しぶりに連絡を取れたと思ったらなんか面白そうな事になっててびっくり。


バーボン

今回は名前のみの登場。
カフェは部下を使ってポアロに誘い込んだ策士。
全力で落とす気でいる。

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作者名: | 作成日時:2019年7月22日 19時

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