前略。お父様、お母様、家に帰ったら褐色金髪が倒れてました。【名探偵コナン】 (ページ3)

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二話ページ3

「......そうか。勝手にしなさい」

いやーそれはないわー。仮にも可愛い可愛い娘(笑)が泥棒に入られたんだよ？ないねー。

「で、言い訳はそれだけかい?お兄さん」

なんと、このお兄さん、びっくり仰天(死語)お父様の部下でいらっしゃるそうで。

お父様に聞いてもシラを切られてしまったので、とりあえず信じてみることにした。

「ふーん。じゃあなんでうちに倒れてたのよ」

そう。ここまで来て結局わかったのはお兄さんの立場だけ。

何も解決してないのだ。

「あー...それはなんというか...」

「僕の妻になってほしい」

「はぁぁぁぁぁあ???」

いやねぇ。もっとさぁ、こう、なかったのかい?

「普通に無理です。っていうかあなたムードって知ってる?いやいやそもそもなんで初対面のさらに好感度マイナスな人に告白されないといけないわけ?無理です。絶対に無理です」

そしたらお兄さんはポケーとしていた。顔文字で表すとこうだ。(ﾟ△ﾟ)

「ねぇ、その顔だから振られたことなんてないでしょうが、私のタイプじゃないの。童顔だし優男タイプでしょ?いやいや詐欺師かっての。っていうかそもそもあなた犯罪者じゃない。お父様の部下＝犯罪者。私、犯罪どころか嘘もついたことないわよ？私の夢は警察官と結婚することなの。警察は嫌いだけど。年上で黒髪黒目の童顔じゃない人!!優しいけど、少しSっ気が入ってて、かっこいいとこ見せてくれる人がいいの!!突然タイプを語られても困る?じゃあお兄さんが私のタイプになって出直して来る事ね。さよなら」

我ながらすごい。ノンブレスで言い切ったわ。さすが我。

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夢主ちゃん

タイプはスコッチ。
昔見た姿が忘れられない。
昔話はまた今度。

お兄さん

人生で初めて振られて悲しい。
タイプガッツリヒロじゃんって気付いてしまった。
俺、警察官なのになー。
犯罪者認定されてさらにグサグサって来た。
告ったのは任務だから。