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一話 ページ2

え?え?えぇぇぇー?



この人誰?ってかイケメン!!でも不法侵入!!こういう時って警察だよね?ああ!!でも警察はダメだ!!



と、おもむろにポッケに手を突っ込むとスマホを取り出そうとした手を不審者さんが掴んできた。



って痛った!!痛すぎるんだけど!!ねぇ!!ミシミシ言ってるよ!!こんな音手首が出していい音じゃないって!!



「......ちょっと待て!!」



あ、不審者さん声もいい声してるんですね。お姉さんびっくりです。ってそんな場合じゃない!!



んー......でもなぁこの子大学生ぐらいだよねぇ......なにか事情がありそうなんだけど......



「......少年。いくらお金に困っていても犯罪は良くないことなんだよ?」



「違う!!なにかの間違えなんだ!!」



「お金に困ってるんでしょ?お姉さんに理由を話してごらんなんとかしてあげるから」



「だから違うんだ!!」



んーそんなに話したくないかぁ。まぁそうだよね。ん?そんなに呑気そうにしてて逃げ出さないかって?大丈夫。動けないように上に乗っかってるからね。



「それに俺は君より年上だ!!こう見えても29だぞ!!」



うそん。まじかよ。



あっけに取られていると、いつの間にか抜け出していたのか、部屋から居なくなっていた。



取り敢えずお父様に連絡しよう。



_______________



夢主ちゃん

名前はまだない。
どっかの黒い組織の幹部にお父様がいる。
そうそうお酒の名前で呼びあってたような......


不審者さん

違う!!違うんだ!!

二話→←前略



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作者名: | 作成日時:2019年7月22日 19時

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