７０話 ページ24
Aside
「……この膨らみはなんだ？」
「…っ」
さわっと私の太ももを触るXANXUS。
この変態、どこ触ってんだ。
まあ、冗談は置いといて。
XANXUSが触っているのは、私が最近常備するようにした銃。
見つかるものなのね。
「私の武器の一つです」
「…銃か」
「銃です。」
フンッと笑ったかと思うと、スルリと私の銃を取ってXANXUSはスクアーロの方に投げた。
待ってなんでイケメンってそうやってすぐに私の武器とんの？おかしくない？
骸の時もそうだったじゃん！！皆して酷い！！
「ちょちょっ、私の…」
「今必要じゃねーだろカス。」
「そっすね…あの悪いけどスクアーロ、それ大切にもっといて…。」
「いいけどよお…お前それでいいのかあ？」
「今抵抗して死ぬよりマシ…」
「わかってんじゃねーか。」
「うお"おぉい！！ジジくせーこといってんじゃねぇぞ！？」
ジジくせー言うな。死ぬよりマシだろ。
はあっとため息ををつき、生きて帰れるかなーっと天井のシャンデリアを見上げる。
わあー綺麗。
「うふん、ボスもなかなか積極的ねぇん」
「ルッスうるさい。クネクネすんなよキモイ」
「やーっだ、ベルったら乙女にキモイなんて！ね、Aちゃん？」
「うぇ！？あ、そうですね！乙女にキモイなんて言っちゃダメっすよね！」
いきなりルッス姉さんに話しかけられたのでびっくりした。
ああ、なんか助けて…とりまスクアーロ助けて…。
一番あなたが、話しかけやすいかもなんでかな。
「スクアーロ…」
「あ？なんだあ？」
「喉、乾いた…死ぬ、飲み物頂戴…酒以外」
「うお"おぉい！！お前何俺をパシッてんだ三枚に下ろすぞ！？」
なんて言いながらもグレープジュース持ってきてくれるなんて意外にも優しいね。
そこからご飯を皆とご一緒させてもらった。
そのご飯達は肉、肉、肉。
たまにサラダがあったので嬉しかった。
まあ当然静かにご飯なんて出来ないのは当たり前。皿は飛んでくるわ、フォークは飛んでくるわ、酒ビンは飛んでくるわでどんちゃん騒ぎ。
すべて私は避けましたがね、どや。
…って何私楽しくヴァリアーと一緒に過ごしてんだ！？
私、拉致られたよね！？私、殺されかけたよね！？
昨日の敵は今日の友とか言うけど今さっきだよね！？
やばい、なんかほんとヴァリアーと仲良くなっちゃってる。
.
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ロシナンテ。(プロフ) - もう続きませんか…？ (2023年2月18日 20時) (
レス) @page37 id: 7c91679d8c (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ぱふぇ - なんだかんだ言って原作に巻き込まれているのを見るの楽しいです！更新頑張ってください！ (2018年6月12日 13時) (レス) id: d968ce28b5 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - フェイタン天使さん» 仲良くしていっちゃいたいと思います！笑 頑張ります、ありがとうございます！ (2018年2月16日 20時) (レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
フェイタン天使(プロフ) - どっちのファミリーもホントに好きで、主人公と今後とも仲良くして欲しいです。更新待ってます！ (2017年12月19日 22時) (レス) id: 0471dee109 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - マーモンかわいいいいいいいいいいいいいいさん» ganbarimasu！！！ (2017年10月11日 10時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたきんぐ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時：2017年6月18日 16時
