新野先生の娘は元軍医さん!？【陸】 (ページ8)

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ハニワくんの登校の段② ページ8

(夢主side)

～～その頃、学園長の庵にて～～

大川「羽丹羽くん遅い！！」
山田「まあまあ学園長先生、落ち着いてください…」
大川「もしかして、四郎兵衛のやつ、出迎えに行くのを忘れたのでは？」

私たち３人は、今日初登校してくる羽丹羽石人くんを待っているのだが、遅い。
けれど！

『噂をすれば、来たようですよ！』

？？「失礼します！」

「ガラッ」

大川「あ！四郎兵衛！」
時友「羽丹羽くんを、お連れしました！」
羽丹「羽丹羽石人です！よろしくお願いいたします！」

大川「おほほほおー！！待っておったぞ羽丹羽くん！！」
山田「やれやれ…」
『ようこそ羽丹羽くん！』

嬉しさに興奮した学園長先生は、羽丹羽くんの手を握ったと…思い込んでいる…
その手は違いますよ…

時友「時友四郎兵衛ですー」

有頂天のあまり、間違えて四郎兵衛の手を握ってしまったようだ。

大川「ん？ああああ！？」
時友「そんなにびっくりしないでください…」

大川「うははは！すまんすまん四郎兵衛！羽丹羽くん！今日から君は忍術学園の、二年は組の忍たまだ！この新品の、二年生の制服に着替えなさい♪」

羽丹「はい！」

『学園長先生…その前にお話しが、お有りでしたよね…』
大川「そうじゃったの…では山田先生、A先生！あとは頼んだ！」

山田＆A「「だああああああ！！」ヽ(＞～＜)/ｽﾞｺｰ！！

『着いた早々でごめんなさいね。少しお話をしましょう！』
羽丹「分かりました！」

私は叔父上と羽丹羽くんを、自室へ案内した。

羽丹「失礼しまーす！わぁー♪A先生のお部屋、本でいっぱい！！」
『あまり整理できていなくて、申し訳ないわ汗』
羽丹「いえいえとんでもない！ワクワク！！」

私はお二人にお茶を入れた。

山田「さて、羽丹羽くん本題へ入ろうか。」
羽丹「はい！」

『君は知っているかどうか、分からないのだけれど、私たち忍術学園は、君のお父上がお仕えしている、カワタレドキ城、そしてタソガレドキ城と同盟を組んだわ。』

羽丹「はい。承知しております。」
山田「もしかすると今後、我々は、仲の良い城以外の、不仲の城とも友好関係を築かなければならなくなるかもしれないんだ。」

羽丹「え！？」