新野先生の娘は元軍医さん!？【陸】 (ページ16)

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続く同盟作戦① ページ16

(No side)

羽丹羽石人を忍術学園へ向かい入れた後、教員たちの激務の日々が始まった。
まずは、忍術学園、タソガレドキ城、カワタレドキ城それぞれの当主で和平会議が行われた。

大川「同盟を快く承諾いただき、誠に感謝する。忍術学園学園長の大川平次渦正と申す。」
黄昏「タソガレドキ城城主、黄昏甚兵衛と申す。」
香波「カワタレドキ城城主、香波垂時衛門と申す。」

『この度、３者の仲介をさせていただきます、忍術学園教師、新野Aと申します。』

香波「ほほう…くノ一か。」
大川「香波垂時衛門殿、彼女はこう見えて強い忍者なのじゃ。」
香波「そうであったか！！これは失礼した！いやー忍術学園の先生であれば、さぞお強いのであろうな！にしても…新野…はてそのような名の忍者は聞いたことがないが…」

大川「Aよ。ネタバラシをしてもよいか？」
『はい。私は構いません。』

黄昏「香波垂時衛門殿。彼女は忍術学園校医の娘。そして、つい先日まで我がタソガレドキ忍軍に身を置いておった月華じゃ！」

香波「…月華！？」
『香波垂時衛門殿、先日の非礼、お詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。』

香波「もうよい。何も案ずるな。こちらも、おなごと知らなかったとはいえ、城兵たちを使い脅すような真似をし、大変すまなかった。」

その後、３者の和平会議は円滑に進み、正式に同盟を結んだ。

～～その頃校庭では…～～～～～～～～～～～～～～～～～～

留三「くせ者め！！勝負だあああ！！」
文次「こりゃあ腕がなるぜ！！ギンギーン！！」
仙蔵「文次郎！！私たちも加勢するぞ！！」
長次「もそ！！」
小平「五年生以外の忍たまは校舎の中にいろ！！四年生は下級生たちのそばにいるんだ！！ここは私たちに任せろ！！」

四年「「「「「はい！！」」」」」

雑渡「おい！！待ちなさい！！」
陣内「我々はもう敵では…」
高坂「とりあえず武器を納めろ忍たまたち…」
諸泉「土井半助ー！！隠れてないで出てこい！！」

反屋「ど…どうなっているんだ…」
椎良「どうやら彼らは…」
五条「同盟について何も知らないようだな…」

勘右「五年生！！下級生たちを守るぞ！！」
「「「「おう！！」」」」

留三「とりゃあ！！」
雑渡「おっと。」

文次「おりゃ！！」
陣内「ふん！」

高坂「やめなさい。こんなことをしても意味はない。」
小平「どういう意味だ！！」

諸泉「くそっ！出てこないか…こうなったら…忍たまをおとりに使うしかない！」