新野先生の娘は元軍医さん!？【陸】 (ページ13)

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ハニワくんの登校の段⑦ ページ13

(土井side)

中には小豆の餡と、クルミや松の実が入っているようだ。
外皮は、「もちっ」っとして…

土井「すごく美味しい…」

餡の優しい甘さと、クルミと松の実の食感が抜群にマッチしていて絶品！！
しかもAさん手作り！！

『でしょう？』
土井「…うん」

『良かったぁ♪』
土井「っ///！！」

「リスみたい」な…みっともない自分を見られてしまい恥ずかしい。

２人「ごちそうさまでしたぁ～！！ありがとうございました！！」
『お粗末様でした！いっぱい食べてくれてありがとうね！嬉しいよ！』

２人「えっへへ///」

そのとき、食堂へ入ってきた六年生たち。

仙蔵「先生！月餅ごちそうさまでした！！」
留三「すっげー美味しかったです！！」
小平「うまかったぁぁ！！」
長次「今度、作り方を教えてください。」
文次「あ、ありがとうございました…」
伊作「文次郎ったら、恥ずかしがっちゃってｗ」
文次「ち、ちがっ！！」

仙蔵「おお！！羽丹羽くんじゃないか！！」
留三「来たか！！ようこそ忍術学園へ！！」
小平「おお！！抜天坊の調査のときにいた坊主！！」
長次「…坊主ではなく、忍たまと言え。」
文次「ギンギンに忍者の勉強、頑張るんだぞ！！」

羽丹「よろしくお願いします！！先輩方！！(ギンギン？)」

仙蔵「おっと。お邪魔をしてしまいましたかね？四郎兵衛、羽丹羽、さあおいで。一緒に作法委員会へ行こう。」

お邪魔…だとお！？まさか！！

土井「はあああ！？たたたた立花！？」

伊作「うふふｗでは僕たちは委員会活動に戻りますね！A先生、また後ほど！」

土井「いいい伊作！？」

文次「さあ羽丹羽！！我が会計委員会の活動の様子を見せてやろう！！」
留三「なんで会計委員会が先なんだよ！？高学年がいない用具委員会が先だ！！」
文次「んだと！？」
長次「喧嘩は外でやれ。」
小平「四郎兵衛はこれから体育委員会の皆で作戦会議だ！！来い！！いっけいけどんどーん！！」
時友「うわああああ！！七松先輩！！もう少しゆっくり走ってくださーい！！待ってー！！」

ポツーン…

『名付けて、「委員会勧誘合戦」ですね！頑張れ羽丹羽くんｗ』

二人きりになってしまった…

「じーっ」
『？？』

『あ！もうお一つどうぞ！』

物欲しそうに見えたのだろうか…

土井「…ありがとう。お言葉に甘えて…いただきます。」

はぁ…ため息が出そうになるほど、美味しい…