新野先生の娘は元軍医さん!？【陸】 (ページ12)

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ハニワくんの登校の段⑥ ページ12

(土井 side)

偶然、食堂の前を通っていたときのこと…
椅子に座り微笑みながら頬杖をつく、割烹着姿のAさんがいた…うん//
向かい側に座っているのは、時友四郎兵衛と、編入生のコかな…？

時友＆羽丹「んふふ♪」
羽丹「そういえば、先ほど気になったのですが」
『なあに？』

(「娘から聞いているよ。しっかり勉強しなさい！」)

羽丹「…と、新野先生がおっしゃったのですが…娘さん…？」
『ああ！それ私。』
羽丹「…えっ？」
『忍術学園校医、新野洋一は、私の父。』
羽丹「え…えええええっ！？」

土井「ふはっｗｗ急な不意打ち自己紹介に、驚くよねぇ？羽丹羽くんｗ」
時友「土井先生！こんにちは！」

羽丹「土井…先生？」
土井「初めまして羽丹羽くん！私は一年は組の教科担任、土井半助だ。よろしくね！」
羽丹「一年は組ってことは！乱太郎くんたちの！！」
時友「うん！担任の先生だよ！」
土井「あっはは！もう乱きりしんに会ったのか！」
羽丹「はい！土井先生、よろしくお願いします！」

時友「僕も先生が忍術学園へ来たときは驚きましたよ。すっごい強ーい先生で、医術も得意な先生なんだよ！」
羽丹「ワクワク…」

土井「ふふっｗ目が輝いているね」
『さあさあお二人さん、うどんが伸びちゃうわよ？』

２人「はーい！」
時友「う～ん♪A先生のおうどん癖になりそー♪」

え？

土井「このうどん、A先生が作ったのかい？」
２人「はい！！」

うっ…羨ましい！！
Aさんのお料理は、あの１か月間の生活の際に食べて以来だよ？

『土井先生？頬っぺたを膨らませてどうなさったんですか？』
土井(|дﾟ)

台所へ入り、食器洗いをするAさん。

『うふふｗお顔がリスみたいですよ？』
土井「…」

『山田先生と喧嘩でもされたんですか？』
土井「いや…私も、その…」

『先生もお腹空きました？』
土井「二人が羨ま…(パクッ！！)」

え？

土井「！？」

不意に口の中に何かを入れられた。

「ガリッ」

飴みたいな食べ物。

土井「…甘い。」

『南蛮菓子の金平糖です。優しい甘さで美味しいでしょう？』
土井「コクッ」

『これもありますよ？どうぞ。』
土井「饅頭？」

まずは一口…

土井「！！」
『うふふｗ』

時友「うわぁ！！月餅、すっごい美味しいです！！」
羽丹「食感も最高です！！大陸のお菓子も作れちゃうなんて！！A先生すごいです！！」