新野先生の娘は元軍医さん!？【伍】 (ページ10)

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本当の姿の段① ページ10

(夢主side)

今日の授業は、ちょっと疲れたなぁ…

『おばちゃん、お疲れ様です。』
食おば「あらっ！A先生お疲れ様！」
『今日はAランチのアジの塩焼き定食をお願いします。』
食おば「はい！どーぞ！」
『ありがとうございます。』

乱きりしん「「「あ！！A先生！！」」」
『３人とも授業お疲れ様。』

さてと座ってお昼ご飯を…

野村「お疲れ様ですA先生。」
『野村先生、お疲れ様です。』

？「A先生？」

『？はい、そうですが…？』

？「わあ！！あなたがもしかして、山田先生の元お弟子さんですか！？」

がばっと席を立ちあがり、すごい勢いで両手を握られる。
勢いの良さにたじろいでしまう。

『弟子と言うより…教え子ですが…あの、どちら様で…？』
野村「北石くん…自己紹介自己紹介…」

北石「初めまして！！私、派遣くノ一の北石照代と申します！！」

『あなたが、一年は組の臨時講師をなさった北石先生でしたか。初めまして。新野Aと申します。』

北石「お噂は伺っております！！山田先生と互角の実力をお持ちとか！！新任早々、六年生の実技担当で、バリバリの武闘派！！おまけに医術の心得まで持っていらっしゃるとか！！」

『あ、あの…？』
野村「北石くん？」

北石「あの！！良かったら一緒にお昼ご飯を！！」

かなり活発で元気そうな方だなぁ。

『うふふっ喜んで！』
北石「やったぁ！」

少し疲れが飛んだかも。

３人『「「いただきまーす！！」」』
食おば「お残しは、許しまへんでー！！」
北石「ふふっ実は今日、食堂のおばちゃんのランチを食べたいだけで、忍術学園に来ちゃったんです♪」

食おば「嬉しいことを言ってくれるわね～！！じゃあ、おかずサービスしてあげる！A先生も！」

そう言いおばちゃんがくれたおかず

食おば「はい！らっきょう漬け！」
北石「うわぁ！おばちゃん、ありがとう！嬉し～！」
『ありがとうございます。いただきます。』

すると…

野村「うあああ！！らっきょう！！」
『え？』
乱太「野村先生は、らっきょうが嫌いなんです。」
きり「おまけに、あのらっきょうが、忍術学園の元教師、大木正之助先生が作ったらっきょうだと知ると…！」

野村「なにーっ！！これは大木雅之助が作ったらっきょうだとーっ！？」
しん「大木先生と野村先生は、永遠のライバルなんです！」
『ええっと…そうなのね…』