新野先生の娘は元軍医さん!？【伍】 (ページ8)

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休日任務⑦ ページ8

(夢主side)

～～お団子屋さん～～

『う～ん！美味しい～♪』
土井「アッハハ！本当に美味しいね！」

歩いた後に食べる甘いもの。最高です…！！
思わず顔がほころぶ。
しばらくすると、先生が、横から私をじーっと見つめていることに気が付いた。

『どうかしましたか？』
土井「幸せそうに食べていて、可愛いなぁと思ってね！」
『…もう。また子ども扱い。』

最近先生が、よく口になさる「可愛い」という言葉。嫌ではないけれど…
子ども扱いをされているようで、素直に喜べないの。私は、先生と一つしか違わないのに。

土井「子ども扱いをしているつもりはないよ？本当にそう思っているんだよ。もしかして、嫌だった？」
『嫌じゃ、ないですけど…』
土井「君はいつも、頼りになるかっこいい先生だ。休日くらいは、可愛い女の子になっても、いいじゃないか！」

(「これまで経験できなかった楽しいこともしなくちゃ！！」)

『もしかして、これまで経験できなかった楽しいことって…』
土井「そういうこと！！町に行って、好きなもの食べて、可愛くおしゃれして、楽しくないかい？」
『…楽しいです。』
土井「良かった！！」

買い物ってこうして楽しむのね…

『あの、買い物楽しかったです。贈り物まで選んでいただいて、ありがとうございました！今度、お店に行くときは、自分で選んでみます！』
土井「楽しんでもらえて良かった！」

お団子を食べ、忍術学園への帰り道についた。
また今度町へ行くときは、簪(かんざし)や櫛(くし)を自力で買ってみたいな。

～～おまけ～～

『そういえば土井先生、どうしてお化粧品選び、あんなにお上手なんですか？』
土井「まあ任務でその…女装することがあるから…」
『なるほど！！今度見せてください女装姿！！』
土井「えええっ！！」
『今後の参考に！！』
土井「参考にって…私は男だよ？」