忍術学園のお雇い忍び�� ページ37
(夢主side)
返信の密書を受け取り、カワタレドキ城を後にした。
忍術学園への帰路についたが、辺りは薄暗くなり、酉の刻(18時)だった。
疲れた心身に鞭を打つかのように、頬を叩いて気合を入れる。
そのとき…
『はぁ…次から次へと…何者だ！！』
森の中から出てきたのは…
ドクササコの凄腕忍者、三黄丸、八味地黄丸、ドす部下、草井兵四郎…
『９人か…』
合わせて９人のドクササコ忍者。
凄腕「タソガレドキ忍軍の月華だな？カワタレドキ城に何の御用で？」
『お前たちには関係のないことだ。』
「「「「やああああ！！」」」」
５人が接近戦を試み、忍刀を向けてきた。それを避け、懐から鉄三節棒を取り出す。
『うっ！』
右腕を少し掠められてしまったが、
振られる刀を弾き飛ばし、なんとか５人を殴打し気絶させた。
今度は手裏剣が次々と飛んでくる。鉄三節棒を振り、弾く。
そのとき、凄腕忍者が放った袖箭が飛んできた。
一本を避けたが、
『！！』
その一本の背後に更にもう一本の袖箭があった！
避けられないと思ったそのとき！
「カキーンッ！！」
高い金属音と同時に、何者かが私の目前に現れ、袖箭から私を守ってくれた。
その横には、もう一人忍者が…？
その２人は、木の上から飛び降りてきた残り４人のドクササコ忍者を相手にし…
「ガァッ！！」
「貴様！？あっ！！」
「ガはッ！！」
「うっ！！」
？？「Aさん！！大丈夫！？」
『はん…すけ…さん？』
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作者名：恋夏 | 作成日時：2022年9月20日 23時
