白狐の鬼狩り様【弐】 (ページ17)

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しっかり者の秀作くん…？？ページ17

(夢主side)

秀作「ちょっ！？えええっ！？」

七松「あー楽しかったっ！！」

『すぐに本返しに行って下さいよ。』

七松「はいは～い！」

二人で入門表にサインを記入し、門をくぐった。

秀作「ちょっとAちゃん！！」

『はい』

秀作「びっくりしちゃったじゃない！！」

『え…？？』

秀作「いや！！『え…？？』じゃなくてっ！！」

『すみません驚かせて。実は…かくかくしかじか…』

『というわけで、七松さんの捕獲に成功し、ただ今、帰還しました。』

秀作「ええ…(-_-;)」

どうやら、私は秀作くんを驚かせてしまったようだ。

秀作「連れ帰ったはいいけど！！」

『？？』

秀作「…そのドロドロになった忍び足袋を履いたまま校舎に入るつもり？」

『あ…』

走ってる間に、確かぬかるんだ場所があったなぁ…

秀作「床汚さないでね？さっき、やっと拭き終わったところなんだからぁ！！」

『すみませんでした…』

つい夢中で走ったせいで…

？？「ちょっ！？長次っ！！」

？？「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ！！！うひひひひひひひひひひひひっ！！！

小平太あああ！！」

？？「そ！！！そんなに怒るなって～ｗｗｗわははははははっ！！」

図書室の方角から、お二人の喧騒(？？)が聞こえる。

『井戸で足洗おう…』

結局、井戸に行くことになってしまった。