白狐の鬼狩り様【弐】 (ページ13)

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★室町コソコソ噂話　その一、その二★ ページ13

突然ですが！！

わたくし恋夏が！！

閑話を入れさせていただきます！！

題して！！

「室町コソコソ噂話」です！！

ここでは、今まで出てきている用語の

裏設定を解説いたしまーす！！

ごゆるりと、ご覧くださいませ☆

〇コソコソ話その一、「上弦の伍狼刃」

(えー、実はですね…ここだけの話…狼刃の外見の設定は、まだ決めていないのですがｗｗ)

この鬼の名前を考えるにあたり、ちゃんと由来があるんですよ！

狼刃は、とある病気に由来する名前なのです！

その病気は狂犬病です。

狂犬病ウイルスは、犬から人へ感染するリスクがあるとされており、

飼い犬には、狂犬病ワクチンを注射しますよね。

実は、野生の狼や狐も、狂犬病ウイルスにかかることがあります。

今回は、狂犬病にかかると一番手に負えない生物は、狼だという結論にいたり、

「狼刃」と名付けました。

実を言うと、昔話でよく知られている、

「狼男」と「吸血鬼」のお話も、

正体は、狂犬病にかかった人間ではないだろうか、という考察をしている人も結構いるんですよね。

人間が、狂犬病にかかり、発症するとほぼ100％死亡する危険な病気です。

みなさん、飼い犬には必ず、狂犬病ワクチン接種を！！

そして、犬のみならず、動物にかまれたら、まず傷口を流水と石鹸でよく洗い出し、すぐに医療機関を受診しましょうね！！

〇コソコソ話その二、「神薙家に遺伝した白髪」

全体的に色素が薄く、白い難病が実際にあります。

体の色素が生まれつき不足している状態、アルビノです。

17,000人に１人が発症すると言われています。

色素(メラニン)は色素細胞(メラノサイト)の中にあり、色素細胞は毛髪・体毛・皮膚・眼にたくさんあり、髪の色や肌の色に関わっています。

その色素が足りないと、全体的に色素が薄い外見になります。

和語では白子症と呼ばれています。

原因は、メラニン色素を作る遺伝子が働いていないためです。
近年では、その原因となる遺伝子の解明が進んでいます。

場合によっては、視力障害を併発し、虹彩、網膜、脈絡膜の色素が欠如し、光をうまく感じとることができない場合もあります。特に視力を出す中心部分が働かないため(黄斑低形成)、弱視となります。

残念ながら、現在のところ根本的な治療法がありません。