保健委員 ページ25
(夢主side)
〜医務室にて〜
『失礼いたします。』
新野「どうぞ！」
伊作「Aさん！」
障子戸を開け中に入ると、父上、善法寺くんと食満くん、そして幼い忍たまたちがいた。
伊作「みんな！この人が、新野先生の娘さん、Aさんだよ。」
やはり、娘と言っちゃったか。
「「「「こんにちはー！！」」」」
「「「「 ◎△＄♪×￥●＆％＃？！」」」」
一斉に私に話しかける少年たち。彼らの明るさに、一瞬たじろいでしまう。
留三「おい、お前ら…一斉に喋るなよ…Aさんが困っているだろう…」
「「「「ごめんなさーい」」」」
伊作「そうだよー。まずは、順番に自己紹介！はい！左から順番にー！」
乱「一年は組、猪名寺乱太郎です！」
伏木「一年ろ組、鶴町伏木蔵ですぅ。」
左近「二年い組の川西左近です！」
数馬「三年は組、三反田数馬です！」
伊作「そして僕、善法寺伊作！５人合わせてぇー！！！」
５人「「「「「保健委員会でーす！！！」」」」」
なるほど。彼らが噂の不運委員会…ではなく保健委員会。
そして猪名寺乱太郎くんも、雑渡さんから伺ったことのある名前…。
『はじめまして。新野Aです。よろしくね。』
伊作以外の４人「「「「よろしくお願いしまーす！！！」」」」
乱「私たち、新野先生のお見舞いに来ました！」
新野「町で果物を買ってきてくれたんだよ！」
かごに一杯の果物が置いてあった。
『みんな、父のために沢山の果物を…ありがとうね。リンゴを切りますから、みんなで食べませんか？』
５人「「「「「さんせーい！！！」」」」」
新野「本当にありがとうございます！A、頼むよ。」
留三「俺も手伝います」
『ありがとうございます。』
２人で食堂へ行き、リンゴの準備をすることにした。
やはり食べ物を、手持ちのナイフで切るのは衛生上良くないだろう。
食堂の包丁をお借りすることにした。
〜食堂の台所にて〜
リンゴの皮をむいている。
留三「伊作たちと新野先生から、Aさんがとても優秀な軍医兼忍者だとお聞きしました。」
『そんなことはないですよ。』
留三「そしてタソガレドキの、専属軍医であることも。」
「シュンッ！！！」
留三「さすがですね。」
食満くんは、包丁を私に向けて切りつけたのだ。
だが、私はそれを瞬時に避けた。
『なるほど。最高学年ともなれば動きも早い。』
留三「あんた、一体何がしたいんだ？」
『何とは？』
留三「あんたは、俺らの見方なのか？それとも敵なのか？」
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サクラさく。 - はじめまして土井先生も作品大好きでこれからも楽しみしてます！もしもよければイベント再開中「あなたの作品見せて！！《イベント公開中》」参加して見ませんか？好きなアニメやランキングと作品ですが、もしも無理そうであればお断りして構いません。 (2022年10月18日 8時) (
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作者名：恋夏 | 作成日時：2022年8月28日 0時
